やまとの少しニッチな日記

徒然なるままに~自分の体験談を中心に、思ったことを綴っています。

『ハウステンボス、地元テコ入れ』について

ドムトールンとひまわり


雑誌を読んでいたら、こんな見出しが出ていた。
首都圏への宣伝広告を再開した新生ハウステンボスであるが、大手旅行代理店各社の担当者の反応が今ひとつだと書かれている。

どうやら、ハウステンボスのブランド価値に問題があるようだ。

ブランド価値が1000件中618位と前年に比べて低落気味であると書いてあるが、具体的にどれくらい下がったのかは不明。また、1000件中618位というのは「中の下」と見て取れるが、そもそも1000件のブランドを選択した基準も不明であるため、618位というのがブランド価値が低いという結論になるのかどうかも首をかしげたくなるところである。

とは言うものの、前年度より下がっているということは事実であるし、実際にハウステンボスというブランドに興味がないと答えた人の比率が26%から42%に増えたようである。実に4割の人が興味がないという回答を行ったわけであり、少々残念な調査結果でもある。

この調査を受けて、野村プリンシパル・ファイナンス(NPF)としては、まず地元客のテコ入れを最優先するという路線をとることにしたらしい。

具体的には、現在7万人強の年間パスポート会員を10万人に増やすとのことである。これによって、地元九州でのブランド価値回復を優先させ、やがて全国へとブランド価値が上がることを目指すようである。

昨日書いたように、年間パスポートの価格は安いし、しかも2年目からは駐車料金が無料になるので、ほとんど経費をかけることなくハウステンボスに入国できる環境が整うわけであり、もっともっと購入希望者が出てもいいのではないかと思っている。

長崎県民が約150万人いるのであるから、地元長崎県民の10人に1人が購入すればあっという間に15万人の加入者となるわけである。でも、長崎県民の1割の人がハウステンボス会員というのは、ちょっと実現不可能かな!?

ところで、地元テコ入れで会員増となればブランド価値が上がるという単純な図式じゃないだろうと思う。いくら会員が増えても、ブランドそのものが印象良いものでないと、マイナスイメージばかり高くて有名なブランドに成り下がってしまうだろう。花火や夜のショーをはじめとして、入場した人が来てよかったと思える施設となることを切に願っています。

年間パスポートを持っていない客層がたくさん来場することも大事だと思うので、この日記でも、他のテーマパークと比べることでハウステンボスの隠れたいい点や悪い点などが明らかになれるよう、僕の独断と偏見に基づきどんどん書いていくつもりである。乞うご期待を! ^^;