今夜、ビックリするニュースが入ってきた。
なんと、来年1月からハウステンボスの入場料金が改定されるそうだ。
記事によると、値上げ後の料金は「1DAYパスポート」が大人が7400円でこれまでの7000円から400円の値上げとなり、午後3時から入場できる「アフター3パスポート」は大人が5600円でこれまでの5000円から600円値上げとなるらしい。
う~ん。。。
ついに、ハウステンボスにも値上げの波が襲ってきたか。
10月からハウステンボスの新社長はディズニーリゾートを経営しているオリエンタルランド社の出身者に変わっており、値上げの理由として「昨年から進めてきたアトラクションの増設やリニューアルの費用などに伴う値上げ」だということだが、それだけを値上げの理由にしてしまうと、ディズニーリゾートとは少し状況は違うかなって思いました。
たしかにハウステンボスでは以前と比べてアトラクションが変わっているなっていう印象を受けましたが、映像を主体にしたアトラクションにリニューアルされたものが多くあり、増設と言えるのかどうか微妙。また、リニューアル化に伴って展示内容が縮小してしまったものもあります。
2018年からの6年振りの値上げとは言え、いきなり7400円だと5.7%のアップです。10月から値上げしたディズニーリゾートの最低入場料金が7900円なので、日によっては500円しか差がないということになります。
単純な比較は難しいけれど、アトラクションの内容や運営の手際の良さ、ショーの内容や興奮度、キャストの多さやホスピタリティ性、常に非日常性を醸し出している園内の雰囲気等々、東日本地域に住んでいる人であれば『あと500円出したらディズニーランドやシーに行けるなぁ』って思ってしまう人が多そうな気がします。
まあ、そのことはハウステンボス側も承知しているようで、なんと年間パスポートの一般料金は、2月1日からは「長崎県民向け」は、現在の1万9000円から5000円値下げして1万4000円になるようです。
え!!!!
なんで!?
めっちゃお得じゃん。
しかも、入場料金が上がっているのに、何度も入場できる年間パスポート料金のほうは値下げなの!?
で、その対象者は僕のような県外の人は無視して、県内の人だけ5000円も割り引いた14000円になるって・・・
羨ましすぎるわ。1年間に2回いくかも知れんのなら、とりあえず年間パスポートを買っておけ!っていう感じだわ。
いや~、今年はハウステンボスに合計14回入場してきましたが、アトラクションを楽しむことをしないで、のんびりと園内を散歩して美味しい料理を食べて、博物館の展示品をみたり花を見たり写真を撮ったりするのには最適なテーマパークだと思います。
むしろ、非効率な運営で長時間の待ち時間が生じているだけにすぎないVRのアトラクションを制覇しようと意気込んでしまうと、費やした時間とディズニーリゾート並みにかかる費用に対して得られる満足感は少ないのかなって僕は思っています。
そういう意味では、今回、何度も入場できて楽しむことができる年間パスポートが長崎県民だけ安い値段で買えるようにしたというのが、ハウステンボスの真の狙いなのかなって。
なぜならば、長崎県民だけ特別扱いしたパスポートの価格をさらに値下げしたことで、県民としてのお得感が強調されて思わず買ってしまいたくなることからパスポート購入者が増え、一度パスポートを買ってしまうと『もったいないから』と何度も行きたくなる心理を利用して入場回数を増やし、入場する度に園内で食事や買い物等でお金を落としてもらったほうが値下げによる減収を上回る収益が確保できるとはじき出したんじゃないのかなって推測します。そして、今のハウステンボスはディズニーランドやディズニーシー程も混雑していないので、多少入場者数が増えたとしても快適性が大きく損なわれることはないと、踏んでいるのではないでしょうか。
まあ、僕は混雑していないハウステンボスでのんびり過ごすのが好きなので、少し混雑してきたら行くのを辞めちゃうかもしれませんけどね。
とりあえず、5月からは県外の人も年間パスポートが値下げされて今の22,000円が20,000円になるとのニュースも入ってきたので、もう1年間様子を見てみようかなって思いました。