
リフォーム部屋にあったピアノの移動を専門業者に頼んだので、リフォームの工事費とは別の想定外のお金が発生してしまいました、と以前のブログに書いたところです。
yamato14.hatenablog.com
専門事業者の口車に乗せられる形でピアノの足の下に設置するピアノシュレーターを一緒に購入したけれど、よくよく考えてみればネット通販で購入すればもっと安く買えてポイントまで付いてきたのに・・・と今もちょっと後悔しています。
設置してから一か月が経ちピアノも新しい環境に慣れてきた頃なので、今回の契約特典の無料点検を受けることにしました。また、調律も安くできるというので、追加料金が発生しないのであればという条件付きで行っていただくことにしました。
点検日当日。
専門業者の方が家にやってくるなり、ピアノを見た途端褒めちぎります。
「これはとてもいいピアノです。このままにしておくには勿体ない。」
「音色が綺麗ですね。とてもやさしい音です。」
「この当時の木材は本当にいい品質の木を使っているので、響きが今のとは全然違います。」
「手入れをしたら新品同様になって、あと30年はもちますよ。」
「ご主人さん、なかなかピアノに詳しいですね。とても嬉しいです。」
これだけべたに褒められては悪い気はしないので、その気になって返事をしていたら
「いくらで修理できるのか、一度本部に確認してみますね。」
と言って、目の前で電話を掛け始めました。
いやいや、まだ修理するとも言ってないのに気が早い人だな。
「え!?そんなに安く修理できるのですか?」
これは私が言った言葉ではなく、家にやってきた専門業者の担当者の言葉です。
「ねずみが入った跡もありますよ。本当にその値段でいいんですか?」
「今だとちょうど他と一緒に修理を進めることができるのですね。分かりました。」
そう言うと、担当者は私に向かってこう言いました。
「これらの傷んだところを部分的に修理すると9万円、他の部分も含めて全体的に修理をすると15万円程度で出来ます。今なら他のピアノと一緒に修理するのに間に合うので、スケジュール的に速くできるし安いです。」
「せっかくいいピアノなんですから、この機会ですので修理しましょうよ。新品同様のタッチで弾けるようになるので、ピアノを始められたらいいじゃないですか。簡単に弾ける曲もいろいろとありますので。」
いつの間にか気がついたら修理をする話になっていて、それも一番高額な15万円ほどかかる修理を依頼してしまいました。アクションと呼ばれるピアノの重要な部分を持って帰っていきましたので後戻りはできません。
一応決断する前にアップライトピアノのオーバーホールの相場をネットで検索したら、『およそ30万円から50万円前後です』と返ってきたので、だったら15万円なら安いか・・と思ったのですが、よくよく考えてみたら弾かないピアノにかけるような金額じゃなかったですよねw
しかも見積明細書に書かれている主な修理項目をあらためてインターネットで相場を一つづつ確認して一括で修理する場合の相場を調べ直したところ、一般的な相場は10万〜15万円程度の範囲内と書かれていましたので、ぼったくりではなかったですがお得な値段とは言い難い金額でした。
<見積明細書に書かれていた主な修理項目>
・ダンパーフェルト平部交換
・パットフレンジコード全交換
・ブライドルテープ全交換
・調律作業
・弱音フェルト全交換
・フロントパンチング全交換
・バランスパンチング全交換
・鍵盤押さえフェルト交換
そもそも今更弾きもしないピアノをどうこうしようと思ったのが運の尽き。40年以上も前の古いピアノなのに素晴らしいピアノだと言っていた言葉も、あの電話での金額のやりとりも、褒めちぎるようなセリフで煽ててきたのも、修理の受注を受けるための演技だったのでしょうかね。
「豚もおだてりゃ木に登る」
まさに、この諺通りの結果となってしまい、リフォームの工事費とは別にまたまた想定外の高額な出費が発生しちゃいました。