やまとの少しニッチな日記

徒然なるままに~自分の体験談を中心に、思ったことを綴っています。

『東証 史上最高値 初の3万9000円台』だってさ

日経平均株価

 今日の毎日新聞朝刊のトップ記事の見出しには、こう書かれていた。

 『東証 史上最高値 初の3万9000円台』

 う~ん。。。まさかここまで急に上昇するとは想像してなかったな。

 何年も前から経済専門家の意見で「今年はバブル期を超えて上昇する」と言っていたものの、実現することなく今に至っていたからである。

 昨年も「来年は辰年なので上昇するだろう」って経済専門家が言っていました。ちょうど12月に株価が大きく下落していたこともあって、「毎回毎回、呑気なことを言ってるな」と、はっきり言って軽く受け流して相手にしてませんでした。

 ところが、1月からの日経平均株価の上昇はすごかった。5000円をゆうに超える上昇だ。どこにそんなエネルギーが残っていたんだろう。

 新聞記事によると、海外資流入って書いてあったけど、もはや日本国内だけの資金では株価をあげることができなくなったんだろうか。そういう私も今年になって全然買ってないから、人の事を言えた義理ではないのだけど。

 ただ気になったのが、海外資流入の理由の一つとして成長が鈍化する中国の代わりの投資先として選ばれたとか、世界的に株価が上昇するなかで日本株が出遅れているとか書かれているが、裏を返せば、日本が成長しないとわかれば、蜘蛛の子を散らすように海外資金が逃げていくのではないかと。(生産効率の悪さとか少子高齢化とか労働人口の減少とか所得の二極化とか・・・今の日本の社会の閉塞感を見ていると、マジでこの先の成長ってあり得るのかなって思っちゃいます。)

 今は株価は上昇しているし、史上最高値だと騒いでいるけれど、この先もまだまだ上昇の余地があるんだろうか。ただ単に「円安」だから、海外からみたら日本株が安く見えて買われているのかも知れないのである。

 今、海外からの観光客がめちゃめちゃ増えてきて、観光地もオーバーツーリズム対策に追われている現状にある。海外の所得水準から見たら日本の物価はめちゃめちゃ安いうえに円安というのも加わって、今はとても観光しやすい国になっているのも、外国人観光客が増えている要因ではないかと思う。現に、有名な観光地の宿泊料金は、以前の倍以上になっているところもあり、そのことが無職の私にとっては非常に悩ましく思えてきているのである。

 おっと、話が横道に逸れてしまったが、初の3万9000円台といっても、日本株全体が上がっている訳でなく、日経平均株価に採用されている銘柄の、それも一部の銘柄が高騰しているがために上昇しただけという気がしてならない。なぜならば、私の持っている株は、日経平均株価の上昇率ほども上がっていないからである。

 え!?私の買う銘柄が「ハズレ」ばかり買っているからだって?

 たしかにそうかも知れないな。

 過去1年間で日経平均株価は42%上昇しているけれど、日産は8%、コニカミノルタは▼21%、花王は12%、ヤクルトは▼32%、エムスリーは▼36%、パピレスは▼6%、ラックは0%、パーク24は1%、ヤマダデンキは▼10%・・・ もう、書くのが嫌になってきたわ。たとえ日経平均株価が4万円を超えてきても、ピクリとも反応しないだろうな。

 日経平均株価の上昇より、これらのクソ株が脚光を浴びて私の資産に利益をもたらしてくれることを切に願うばかりである。