やまとの少しニッチな日記

徒然なるままに~自分の体験談を中心に、思ったことを綴っています。

気の向くままにハウステンボス紀行(その20) 「白銀の世界」点灯式と他のショー

点灯式前の様子

 夕暮れの街を散策しながら「白銀の世界」点灯式の会場に到着。すでに大勢の人が今か今かと待ち構えている。会場は、ここアムステルダムシティのスタッドハウス前にある花時計が目印となる。この広場からスタッドハウスやドムトールンが見える方向に向いてまっているのが正解だ。点灯式の今は時間になると、スタッドハウスから歌手が出てきて、歌い始める。とてもいい選曲と素晴らしい歌声にうっとりしていると、それまで何もなかったスタッドハウスが、いきなり白銀の輝きを見せる。このとき、見ている者たちは、突然の変化に少しだけ戸惑い、そして感動しているようだった。

点灯直後のスタッドハウス

 さらに歌は続けられ、2曲目に入る。いつの間にか、上から雪が・・・

 いや、本物の雪ではない。降雪に見立てた演出が行われているのだ。周りの人たちもこの雪に気づいて、騒ぎ始めている。

まるで本物の雪が降り注いでいるような演出

 やがて歌はクライマックスを迎え、最後に花火があがってフィナーレとなる。観客たちの多くが、この点灯式を見て歓声を上げているのを見ていると、ハウステンボスにしてはなかなか素晴らしいショーなのではないかと思う。でも残念ながら今日が最終日。今度はいつ見ることができるのだろう。

 ショーが終わって私はもう一度パレスハウステンボスに向かう。奥の庭園で、音楽に合わせて光り輝く「ジュエルイルミネーションショー」を見るためだ。

パレスハウステンボスへの道

夜のパレスハウステンボス正面

 

 有名なクラシック音楽に合わせて、次から次へと目まぐるしく光の帯が走る。短い時間だけど、初めてみると光のシャワーに圧倒されてしまうほどだ。
 

ジュエルイルミネーションショーで光り輝く庭園

 このショーが終わったら、今度はハウステンボスを横断するような形で入り口まで戻る。ディズニーシーで言うと、SSコロンビア号からレイジングスピリッツのアトラクションに向かう時の気分みたいなものかな。

 入口にある三連風車近くで噴水ショーが行われているのだ。その名も、日本最高の音楽噴水ショー、ウォーターマジックだ。名前は凄いけれど、実際は運河に設けられているノイズから音楽に合わせて水を噴き上げ、下からの照明でいろんな色になっているだけのことなんだけど。それでも、なぜか見に行ってしまうショーなのである。

 

ウォーターマジックの一コマ

 普通は三連風車を背中にしながら噴水ショーをみるので、噴水ショーと水車とを一緒に撮影することは不可能なのだ。今回は、いつもと違った場所からこのショーを見て撮影することにしたのだが、この位置からだと音楽が聞こえないんだよなー。