やまとの少しニッチな日記

徒然なるままに~自分の体験談を中心に、思ったことを綴っています。

気の向くままにハウステンボス紀行(その18) ゴンドラについて

ゴンドラに乗船

船は運河の上をすべるように進みます

あれれ、風車がこっちを向いている

3階建てのメリーゴーランドが橋の向こうに?

 入国近くにあるウェルカム(入国)乗船口からゴンドラに乗り込んで、ドムトールン下のタワーシティ下船口まで向かいます。ゴンドラの先っぽが写っているので、先端に乗船している感じがしますが、実はこれ、最後尾なんですね。その証拠に運河にゴンドラがつけた波紋が写ってますよね。また、三連水車がこっち向いて写っているってことは、ゴンドラからみると後方の風景ですよねw

これが、先頭の舳先

そしてこれが私の近くにあった舳先

 このゴンドラ、人力で動いていないっていう話を『気の向くままにハウステンボス紀行(その10)』で書いたけれど、そもそもなぜこのハウステンボスに導入されたのかが不思議なのである。カナルクルーザーと同じところを同じような速度でしかも動力を使って回っているだけなのである。これが、普段行かないような狭いルートを進むとか、のんびりと進んでカナルクルーザーに抜かれるとか、途中で寄り道して水上マーケットで買い物ができるとか、普段は使われていない途中の桟橋で降りることができるとか・・・。そういう特別感が全くないアトラクションなのだ。

 ゴンドラには屋根がないっていう点が違うっていうのであれば、カナルクルーザーにも屋外席が設けられているので、外の風に当たりながらの乗船は可能である。むしろ冬場であれば、風が当たらない室内の方が有利であろう。それに、ゴンドラは雨に弱い。雨が降っていると、出航中止になる。さらに、ゴンドラは予約が必要なうえに、日中しか運航しておらず、しかも便数が少ないので、思い付きで乗れない。一度に運べる人数が少ないのに運航費用と人件費がかかるので、コスパが悪いのではないかというデメリットがある。

 このように、希少価値があるという以外に、カナルクルーザーと比べて勝っているところが私にはわからないという、なんとも不思議なアトラクションなのである。
 

カナルクルーザー

 こちらのカナルクルーザーは、頻繁に運行しており、船内も広いのでゆったりと乗ることができる。後方に設けられた屋外席に座ることも可能だ。できれば見どころの多い、入国近くにあるウェルカム(入国)乗船口からタワーシティ下船口までのルートをお勧めする。