この札幌紀行もついに九回目の掲載を迎えている。
「たった2泊3日の旅行なのに9回も引き延ばすなんて」って言われそうですが、ここだけの話、本当は10回というキリのいい数字にしたかったんです。だけど、最後の10回目のネタはあまりにも貧弱なネタだったので、今回のにしれっとまとめちゃいました。
サッポロビール博物館を出て、昼食をとりに隣にある大きなショッピングセンターにはいった。ここで見つけたのは、閉鎖された店舗前に張り出された紙。閉鎖した店舗は、「いきなりステーキアリオ札幌店」とある。閉店日は1月28日。ということは、昨日までは営業してたんだ。
ここから札幌駅まで直通のバスで向かう。直通だけに、早い。ただ到着は札幌駅北口になり、降りてから北海道新幹線の札幌延伸工事現場の近くを通って少しだけ歩く羽目に。なんか、札幌駅の雰囲気が以前とは違う感じがするわ。
そこから札幌市時計台まで歩いた。
前回の札幌訪問時にしっかりと時計台の中を見学してきたのに、なぜまた時計台なのかと言うと、バスの車窓からかわいい雪だるまを見たからだ。
ここからまた地下道に入り、てくてくと「すすきの」まで歩いていく。目的は、さっぽろ雪まつりの「すすきの会場」を見るためだ。
公式ホームページによると、地下鉄南北線すすきの駅のある南4条から南6条までの札幌駅前通に、60基設置されるとのこと。
てくてくとあるいて、そろそろ足も疲れてきたころにようやくすすきの駅に到着。地上に出て見たが、大通ばかりで、どれが札幌駅前通なのかわからない。いや、そもそも氷像なんてものがないのだ。ひとつも・・・。雪まつり会場と書かれたアーチ状の飾りもない。普通の大通りがそこにあるだけだ。会場図を見ると「すすきの市場」と書いてあったので、とりあえずそこまで歩いてみた。
「すすきの市場」に到着。でも、氷像は一つもなかった。「な~んだ。まだ雪まつり会場の気配さえないじゃん。」仕方ないので、せっかく来たのだから「すすきの市場」でも覗いていこう。すすきの市場と書かれた下にある自動扉から中にはいり、細い通路をあるいていくが、誰も人がいない。誰もいないのに歩いているのが申し訳けなくなって、途中で出てきた。「うん。夕方5時の「すすきの市場」って、何もないんだ」と呟きながら。
お腹がすいてきました。「夕食はいつもの回転寿司の「根室花まる」にしよう。」
グーグルマップですすきの駅近くにあるのを見つけて、急いでその場所へ。なんていったって、このお寿司屋は人気があって、平日でも時間帯によってはかなりの待ち時間が生じてしまうのだ。
急いだかいがあった。まだ、誰も並んでいない。店の奥では店長と従業員がなにやら打ち合わせを行っている。何時からお店が開くのだろう。
開店前の店の周りをうろうろと歩く。綺麗な花輪が寿司屋の前に飾ってあった。「最近開店したのかな。回転寿司ならぬ開店寿司だな。」なんてことを考えながら、張り紙を読んでみた。
「1月31日 ココノススキノ店 オープン!」
って、開店するの明日じゃん・・・
このあと、狸小路を見て回り、「町のすし家 四季花まる 時計台店」に向かった。
また、ホテルのある場所を通り越して、時計台に戻ってきたよ。そこまで「花まる」に拘ってしまう理由は何なんでしょうね。札幌には他にもいっぱいリーズナブルで美味しいお寿司屋があると思うのですが、今のところ此処で満足してるからでしょうかね。さて、最後に食べたマグロの中トロ。なぜか、赤身と同じ値段でした。ちょっと得した感じでお店を出ました。
翌日、大通公園会場の雪像をひととおり見たあと、昼前に飛行場に向かいました。
あとでわかったことですが、さっぽろ雪まつりに合わせて、劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』の公開を記念した展示やスタンプラリー、ガンプラ組立体験会などを開催していたんですね。ガンダムだったら知っていたので、見てくれば良かったなぁ。上ばかり気を取られてて、その下でそんなイベントを開催していたなんて全然気がつかなかったよ。