やまとの少しニッチな日記

徒然なるままに~自分の体験談を中心に、思ったことを綴っています。

札幌紀行(8)サッポロビール博物館に行ってきました

開拓使麦酒醸造所の開業式で撮影した記念写真に写っていた樽の文字を復元

 『冬の札幌なんて、観光できるところはないから2泊でも十分だろう。いや、むしろ時間を持て余しちゃうかも』って思ったのがそもそも間違いだったようだ。札幌市資料館があったり、サッポロビール博物館やサッポロビール工場があったり、その他にも「ワカサギ釣りツアー」なんていうのもあって、3日間じゃ全然足りなかったじゃないのって後悔してしまったのだ。

 2日目の午後。私はサッポロビール博物館のプレミアムツアーというものに参加した。『サッポロビールの歴史と想いを伝えるブランドコミュニケーターがご案内する、有料ガイド付きツアー』と紹介されており、所要時間は約50分。参加費は大人1000円で、この料金にはテイスティングが付いていて「サッポロビール生ビール黒ラベル」と「復刻札幌製麦酒」が1杯づつ飲むことができるのでお得なんじゃないかな。

 でも私は飲めないので、代わりにソフトドリンクを2杯飲むことができたのですが、ビールと比べると単価が安いので、お得感は少なかったです。

 

サッポロビール博物館の煉瓦造の建物

 サッポロビール博物館の煉瓦造の建物は、明治23年に「札幌製糖」が建設した製糖工場で、この工場を買い取って明治36年から昭和40まで製麦工場として使用したそうです。

プレミアムツアー 参加証

 受付で現金1000円を支払い、参加証をいただきます。

プレミアムツアー 待合室

 ツアー開始10分前までに専用入り口から入って待合室で待ちます。時間になったらツアーが開始され、最初にツアー限定のプレミアムシアターでビデオ映像を見ます。映像は村橋久成編と中川清兵衛編の2種類あって、今回のツアーは中川清兵衛編でした。

 プレミアムシアターでビデオ映像を見た後は、無料で見学できるエリアに合流し、ブランドコミュニケーターの案内で展示物を見ます。

博物館の展示品

往年のサッポロビールのポスター

 見学終了後、いよいよスターホールでのテイスティングです。

カウンターでソフトドリンクを注文

 ちなみに私はリボンシトロンとリンゴジュースを注文しました。テーブルの上にはスープカレーのスナック菓子も置かれていました。

 私以外の人は、全員ビールを頼まれていました。「復刻札幌製麦酒」が飲めるのはツアー参加者のみなので、ツアー料金の1000円の価値をこれに見出すことができるかと思いますが、残念ながら私は・・・。


 テイスティング時間は30分間と決められており、その間にブランドコミュニケーターによる美味しいビールの注ぎ方の実演もあって、あっと今に時間が経ちました。

 

記念撮影用のパネル

 このパネルの中に入って写真を撮ると、まるでビールの中にいるような写真が撮れます。一人旅の自撮りでは無理ですね (;^_^A

スターホールで販売している飲み物の料金表

 やはりこの中には、ツアー限定の「復刻札幌製麦酒」はありませんでした。ちなみに、日本のビール会社と言えば、昔からキリン、アサヒ、サッポロ、サントリーだと思うのですが(まあ、私は沖縄ファンなので、オリオンも入れたいw)、それぞれのシェアは、アサヒが36.5%、キリンが35.7%、サントリーが16.2%、サッポロが11.6%だそうです。サッポロは、4社の中では最下位なんですね・・・。