やまとの少しニッチな日記

徒然なるままに~自分の体験談を中心に、思ったことを綴っています。

楽天銀行の配当件数に応じて現金プレゼントとNISA非課税メリットを天秤にかけた結果・・・

【常設企画】株式配当金受取件数に応じて、現金プレゼントプログラム!


 楽天銀行に口座を持っていると、その口座に株式配当金の「振込」があった場合、「振込件数」に応じて現金がプレゼントされるキャンペーンがあり、毎月エントリーが必要となるものの、常設企画キャンペーンとして常に実施されているのをご存知だろうか。

プログラム概要等

 配当金が振り込まれる度に10円が貰えて、さらにハッピープログラムの判定対象にも影響することから、これまで僕が愛用してきたキャンペーンなのである。

 このキャンペーンに登録して現金を受け取るには、配当金の受取方法が「登録配当金受領口座方式(金融機関口座に振り込む)」になっていること、かつ、受領口座が楽天銀行に設定されている必要がある。

 これまでは特にこれを不便に思ったことはなかったのだが、2023年10月19日付けのブログでも書いたとおり、楽天銀行の口座で配当金を受け取った場合は、NISA口座で買付けた上場株式の配当金等であっても非課税とはならずに源泉徴収が行われてしまうことに気づいたのだ。

 株取引音痴の僕なので当然買った株は値上がりすることは稀、いやむしろ値下がりすることのほうが多いことから、せめて配当金くらいは非課税にしたいと思って昨年からNISA口座で株を買ったのに、それさえも叶わないのかと落ち込んでいた。

 今年から新NISAに制度変更され、成長枠を使ってこれまで以上に株に投資できる環境が整っているのに、このまま課税されてしまっていたらNISA口座で買い付ける意味がないし、むしろ値下がり続けて塩漬けになってしまった場合でも課税口座にある株との損益通算ができないデメリットのほうが大きくなってしまう。

 どうしよう。。。

 昨年末に真剣に悩んで、計算してみた。

 仮に50銘柄から年に2回の配当金があった場合、50銘柄×2回×10円となり、キャンペーンでもらえるお金は1000円。

 仮に50銘柄の年間配当金が総額で5万円だった場合、単純に20%が非課税として源泉徴収が行われなかったとしたら、50,000円×20%=10,000円。

 え!?

 今までやってきた楽天銀行の現金プレゼントキャンペーンを諦めるだけで10倍もお得になるの?

 1年間で9,000円お得になるのなら、10年間で9万円。いや、今後も株を買って配当金が増えていくことを考えると、もっと差がついてくるんじゃないかな。

 目先の10円を追い求めてしまうと非課税メリットを逃してしまうことになり、その金額は10円の比じゃないのだ。

 

 楽天銀行さん、ごめんなさい。

 昨年暮れ、楽天証券にログインして配当金の受け取り方法を「株式数比例配分方式」に密かに変更してしまいました。

 なので、このキャンペーン登録もあと数回ほどエントリーしたら縁がなくなってしまうんだろうな。。。