やまとの少しニッチな日記

徒然なるままに~自分の体験談を中心に、思ったことを綴っています。

気の向くままにハウステンボス紀行(その14)

ハウステンボス アトラクションタウン

 入場してすぐにアトラクションタウンに向かい、そこでVRの整理券を取得してから向かった先は、光のファンタジアシティのアスレチックファンタジアだ。

アスレチックファンタジアの中の様子

 このアトラクション。今回僕が気に入ったアトラクションの一つだ。「スクウェア・エニックス」が生み出したそうで、「YOKERO」という名称がついている。日本語で言うところの「避けろ」だ。縦横無尽に迫りくる光を避けながら、つまり飛び越えながら制限時間いっぱいまで逃げ続けるというゲーム感覚のアトラクションなのである。

 一度にプレイできる人は少人数までの1組だけ。プレイ時間も3分間あるので、5組くらいの待ち行列でも、別々にプレイする人も多いため、ゆうに30分を超えて待たなくてはならないアトラクションなのである。なので、出来る限り早い時間に行くことをお勧めしたいし、僕も朝から利用したのであった。

 

こんな感じで線を踏まないように飛び越える

 子供の遊びだろうと思っていられるのも初級とか中級までだろう。その後の難易度になってくると、真剣にやらないと失格になってしまうくらいハードだ。たぶん、歳のせいもあるのかもしれないが・・・。何度も挑戦したいところだが、長く待つのはいやなので、誰も居ない時を見計らっていくしかない。係員がアドバイスを出してくれるので、どういうパターンの線がでてくるのかわからない時には、心構えができるので結構助けられていると思う。

 これは全ての難易度に挑戦して、全制覇してみたいアトラクションなのである。

 

再びアトラクションタウンに戻り、予約した「VRワールドのラフティング編」に向かう。

 VRアトラクションは一度に体験できる人数に限りがあるのと、体験するための準備にものすごく時間がかかるので、ちょっとでも列ができてしまうと恐ろしい程の待ち時間が生じてしまう。

 どれほどの待ち時間って?

 ディズニーリゾートの超人気アトラクションを上回るくらいの待ち時間になることもざらにあるのだ。それほど待ち時間が長いのに、待っている間の楽しみはほとんどない。

次の回に乗車できる位置ではあるが。

強いて言えば、こんな感じの工夫がみられる。

 ディズニーランドだと、待ち行列が進みアトラクションのエリア内に入ってくれば、そこはもうアトラクションの世界。左右に置かれた小物や彫刻等の展示物、天井の模様、足元に描かれた絵、等々、いろんなところに注意を払ってみよう。細かなこだわりが見られたり、アトラクションの背景や秘密が隠れていたりする。時には隠れミッキーを探す楽しみもあるらしい。待っている間に、そうしたものを発見するという別の楽しみ方を与えてくれるのがディズニーリゾートの素晴らしい所だと思っている。

 僕の個人的な感想であるが、ハウステンボスで一番人気だと言われている「VR-KING」とディズニーシーでの人気アトラクションの「ソアリン」の、一番最初に体験した時の満足度を比較してみると、「ソアリン」に軍配があがる。時間をあけて、2回目に体験した時の満足感もやはり「ソアリン」だった。ちなみに、待ち時間はVR-KINGはほぼゼロ。ソアリンはそれなりにだったけれど、同じ待ち時間だったとしたら、「VR-KING」のほうの満足感はもっと低くなったに違いない。

 

 次に向かった先は、「バハムートディスコ」だ。

 ハウステンボスマップには『踊る450°空間VR』と説明が書いてあるが、まったく意味不明。とりあえず、体験してみることに。

 

バハムートディスコ

 うん。手に器具を持って、何曲が流れるディスコ調のJ-POPの曲に合わせて、それを壁に出現する器具と同じ色の球向かって振る感じだ。そうすることによって、自然と身体を動かして踊っている感じになる・・・。

 ん~、一回体験しただけでは、この良さがわからないな。途中で写真を撮るっていう場面もあったようだけど、写ってなかったし(笑)。しかも、お一人様で利用するようなアトラクションじゃないのかも。4色あったので、仲の良い4人が狭い空間で、ギャーギャー言いながら器具を振り回していたら楽しいのかも知れないな。

 

ペッパーランチ

 途中でハンバーグ&ステーキレストランのペッパーランチの建物を見ながら、もう一度光のファンタジアシティへと移動し、カロヨンファンタジアに入る。

 カロヨンって、銭湯や温泉宿の浴室などに置いてある黄色い洗い桶の・・事ではない。あれは、ケロリンという鎮痛薬を宣伝するためのもの。カロヨンは、調律された鐘が組み合わされて、教会などの塔に設置された楽器。

 

鍵盤をこぶしで叩くように押すと鐘がなるようだ

2階にあがると、カロヨンが良く見える。

 このカロヨンを見ながら3曲聴く。ライトアップされたカロヨンが幻想的に見えるように工夫されている。昔は鎮座したカロヨンの演奏をただ聴くだけだったのだが、今回はビジュアル的な見せ方に変わっていたのにビックリしてしまった。

 


 他にもこんな展示物があるので、実際に行って触って楽しんできて欲しい。

 

 次に向かったのは向かい側に建っている「アートファンタジア」だ。ここは、昔はオルゴールファンタジアと呼ばれていたところだ。

アートファンタジア入り口

内部の様子

 入場すると、目の前に大きなオルガンが。以前のオルゴールファンタジアの頃は、こういったオルガンを見ながら、ときには演奏を聴きながら移動し、2階の展示室には昔のオルゴールが展示されていたりと、博物館のようなアトラクションだったと記憶していたのだが、今回訪問した時には、見る影もなくなってしまうほどの変貌ぶりだった。

 建物の中に入ったとたん、周りの壁に映し出されるプロジェクションマッピングと、音楽が織りなす恋の物語が上映されているだけだった。

 ここでもプロジェクションマッピングが大活躍でした。今のハウステンボスって、意外と映像を使ったアトラクションが多いなぁって思いました。