やまとの少しニッチな日記

徒然なるままに~自分の体験談を中心に、思ったことを綴っています。

『厚生労働省通知:国民健康保険20000円の補助金説明!』という件名のメールが届いたぜ

厚生労働省通知:国民健康保険20000円の補助金説明!

 本日、僕のメールボックスに届いた不審メール。

 あたかも、厚生労働省からの通知メールであるようなタイトルであり、国民健康保険から20000円の補助金がでることに関する説明が書かれているのかなと思いながら本文を見てみる。

 そこには、『厚生労働省2023年10月16日公告』とあり、たった1行だけ、『全国健康保険補助金、18歳以上の国民は、20000円の現金補助金が支給されます。』と記載されている。

 いやいや、全然説明になってないやんかい!!

 

 その下には確認ボタンのアイコンがあり、どこかのサイトに飛ぶようなリンクが埋め込まれている。

 当然、そんなアイコンをクリックするわけないわな。

 

 そして、受け取り期間が指定されており、

『受け取り時間2023年10月16日-2023年10月17日』

 となっている。

 仕事が早い。この速さ、国も見習ったらいいというぐらい早い。なんと公告した日から受け取り可能なのだ。そして、その期間の短さに笑える。なんとメールを受け取った今日までだってさw あわててクリックするのを期待しているんだろうな。

 

 ちなみに、メールの最後には

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法人番号6000012070001
〒100-8916 東京都千代田区霞が関1-2-2
電話番号 03-5253-1111(代表)
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Copyright © Ministry of Health, Labour and Welfare, All Rights reserved.

と、実在する厚生労働省の法人番号、住所、電話番号が書かれており、実に精巧に作られたメールなのである。

 

 実にシンプルなメールだ。おかしな日本語表現もない。まあ、強いて言えば件名には国民健康保険と書いてあるのに、本文は全国健康保険という存在しない保険に変わっている点くらいだ。確認ボタンを押す人っていうのは、そんな細かな相違点なんか気にしないと思うけど・・・。

 ちなみに会社員だった僕は現在国民健康保険に加入していないので、たとえこのメールが本物であったとしても残念ながら2万円は貰えないな(笑)

 「そもそも国からのお知らせというものは、しょーもないものも含めてすべてマイナポータルにログインして確認するようになってるから、こんなメールに騙される国民は皆無だな。」って言えるくらい、デジタル庁には頑張ってもらいたいもんだぜ。