やまとの少しニッチな日記

徒然なるままに~自分の体験談を中心に、思ったことを綴っています。

ドラマのボランティアエキストラ募集だってさ

 

 今日、何気なくスマホに表示されたニュースを見ていたら、なんと四日市市内でドラマのボランティアエキストラを募集しているのを知った。

 エキストラとは、テレビ等で通行人や群衆などの役を演じる臨時雇いの出演者のことだそうだ。

 このエキストラ、僕はこれまで一度も体験したことはない。ただ、京都市に住んでいる友人から「京都ではよくドラマや映画の撮影が行われているから、自分は何度かエキストラとして出演しているよ」という体験談を聞いたことがあって、「いいな~、京都は」と思っていたところだったのだ。つまり、なんだ。まあ、エキストラでもいいから、一度はドラマや映画に出てみたい!ってことだ。

 三重県内で実施されるという、そのチャンスが今回訪れたのだ。たまたまそのニュースを見たのも何かの縁だろう。詳しく調べてみた。

 そしたら、何とTBS日曜劇場のドラマのエキストラだった。日曜劇場と言えば、今話題となっている『VIVANT』だよ。そういえば『VIVANT』で都会の雑踏を歩いている通行人は、すべてエキストラだと聞いたことがある。なんでも、ああいった人込みの中での撮影は、万が一、転倒などの危険性があるのでエキストラを使用しないと撮影許可がおりないらしい。しかし、あれだけの数のエキストラを集めるって、ものすごく撮影にお金がかかるだろうなって思っていたところだったのだ。

 今回のエキストラを募集するのは、同じ日曜劇場でも『VIVANT』ではなく、10月から放映がスタートする『下剋上球児』っていうドラマのほうだ。

 『下剋上球児』ってどんなドラマなんだろうって思い、これまた調べてみると、10年連続で県大会初戦敗退の野球部が、その翌々年の2018年に県大会を制して甲子園出場を果たしたという、三重県立白山高校野球部を描いた小説が原案になっているそうだ。

 キャストは、鈴木亮平黒木華松平健小泉孝太郎などなど、さすが日曜劇場だけあって僕の知っている俳優がずらりと並んでいる。もしかすると、撮影当日にはこれらのキャストの演技が見られるかも知れない。

 で、エキストラの募集要項を見てみた。

 撮影日は8月28日だから明後日の月曜日だ。予備日は9月1日。両日とも平日だけど、幸いなことに無職の僕には予定が何も入っていない。つまり、暇ってことだ。

 撮影場所は四日市としか書かれておらず、集合場所等の詳細はメールで連絡くれるらしい。

 エキストラの設定は、高校野球の試合を観戦する観客役としてだそうだ。老若男女、演技力は問わないし、服装も自由みたい。

 う~~ん、平日だから、応募してくる人が暇な老人ばかりだったら、観客のほとんどが孫のプレイを応援しにきた老人ばかりになってしまい、ちょっと違和感あるな。もしかするとそれを見越して、エキストラ以外にも観客役を用意してあるのかもな。例えば、夏休み中のリアルの高校生とか、応援団とか、チアガールとか・・・。僕は一度も高校野球の県大会の試合を見たことがないから、実際はどういう観客層なのか知らないけどね。

 ちなみに、「ボランティアでご参加いただくことになりますので、交通費・宿泊費・出演料の支給はございません」とある。

 そっかぁ。。。仕方ないよな。撮影終了後にもらえる非売品の番組オリジナル記念品で我慢しなきゃ。と思いながら、じゃあ『VIVANT』で映っていたたくさんの通行人たちも、もしかするとボランティア参加の人で、撮影経費はあんまりかかってなかったかも・・・って思った。

 まあ、何事も経験だからね、なんかエキストラって楽しそうじゃない?

 そう思いながらインスタに投稿された掲示物を見た。

 そこには『時間』という項目が掲載されており、その時間が8:00~18:00となっている。但し書きで、日中での撮影になるっていうことと、時間は変更になる可能性があるってことが書かれていた。

 おいおい、この暑い日中に屋外で10時間も拘束されちゃうのかよー。撮影って意外と時間がかかるもんなんだな。

 正直なところ、エキストラ未経験の僕はそう思った。そして、今まで参加するのに意欲的だったのだが、

 「無報酬だし、今回参加するのはやめておこっと・・・」

 そう、考えを改めたのであった。