やまとの少しニッチな日記

徒然なるままに~自分の体験談を中心に、思ったことを綴っています。

どうする!?大阪・関西万博。前売りチケット販売にあたり一言。

2025年日本国際博覧会:2025年4月13日(日)から10月13日(月)までの184日間

 ※7月につけたタイトルを変更し、今回はちゃんと大阪・関西万博としました。

 新聞記事によると、日本国際博覧会協会は8月10日、入場券の前売り券の販売を11月30日に開始すると発表したとのこと。この中途半端にも思える発売開始日だが、なんと開幕のちょうど500日前にあたるそうで、キリのいい数字が好きな日本人だなって思ってしまった。え!?キリのいい数字が好きなのは日本人だけじゃないって?まあ、そうかも知れないし、意外と僕だけかも知れないな。まあ、何かにつけてキリがいい数字はイベントにはつきものだと思っている。

 で、いつから発売だって?

 『2023年11月30日!!』

 ほら、中途半端な日付だから、すぐに忘れちゃうじゃん・・・。

 この入場券、どこに行けば買えるんだろう。近畿日本ツーリスト?JTB?名鉄観光?

 どうやら、入場券は電子チケットになるらしく、パソコンやスマートフォンを使って協会の公式チケットサイトなどから購入できるとのこと。紙のチケットはないのかな?いや、きっとあるだろう。上海万博でも記念に残る紙のチケット+ICチップ技術を採用した入場券だったので、今も僕の手元に記念品として残してあるのだ。それに、紙のチケットの方が販売しやすい。いや、配りやすいといったほうがいいかも。

 今回の万博では、関西企業に対して200億円分の前売り券を購入するよう求めているらしい。これを売りさばくには、やはり紙チケットの方が楽だと思うんだけどな。自社の社名やロゴなどを入れたのを配り歩くっていう手段も取れるだろうし。

 まあ、電子チケットになるっていうのもどこまでの範囲なのか書いていないので、一部が電子チケットになるだけかもしれない。しかし、スマホで購入が完結する電子チケットなら、おそらくスマホにQRコードを表示させて入場させる方式になるのではないかと想像するのだが、一度に大勢の人が殺到する入場ゲートにスマホをかざす方式だと時間がかかって現実的ではないと思うのだが、どういう入場方法になるのか興味津々である。ここはICチップ搭載のマイナンバーカードにチケット情報を転送し、それで入場できるようにしてもらいたいところだ。でもって、宝くじ機能もついていて、毎週自動で抽選が行われて、その期間中に入場した人に高額な当選金が支払われる。もちろん登録してある公金口座に直接入金される。この宝くじ、はずれはなしで、最低でも末等の100円が公金口座に入るので、ちゃんと抽選されたのがわかる仕組みとなっている。こんな電子チケットなら、マイナンバーカードを取得した後の活用もできるし、公金口座の登録も意外と進むかも知れない。一番のネックとなるのが、こういう活用は法律で認められていないっていう点かな(笑)

 あと、新聞記事で気になったのが、協会は混雑緩和のため、購入者には原則、事前の来場予約を求める方針っていうところだ。入場者数の上限があるってことだろうか。当日行きたい気分になっても『ダメ~』ってなるのかな。閉幕間際に前売りチケットで入場しようとしても、入場者数の上限にひっかかって予約ができない事態にならないのだろうか。払い戻しができればいいのだが、コンサートチケットに見られるように、払い戻しは一切できませんってなっていたら、チケットを捨てる結果になってしまうのではないかという懸念もある。

 

 さて、この前のブログで愛・地球博の時みたいに期間中何度も入場できるパスポートの購入を考えているが、会期中入場できる30,000円の通期パスでは11時以降しか入場できないという制約があると書いた。それだったらいっそのこと、開幕券だと4,000円だから、これを7枚買おうかとも書いた。でも、大阪・関西万博のニュースをみていると、このままだとパビリオンの完成が開幕に間に合わないという事態になっているらしい。それこそインフラ整備がまだ整っていないとか橋が一本だとか残業しないと工期内完成が厳しいとか・・・

 本当に間に合うのか間に合わないのか、事実はどっちなのかわからないが、僕が万博関連のニュースばかり検索するから、グーグルさんが同じようなネガティブなネタを強制的に僕のスマホに表示させ、それをまた読んでしまうから、さらにネガティブな万博ネタが表示されるっていうフィルターバブルに陥ってしまっているのだ。

 そこで僕は思った。

 きっと日本国際博覧会協会は間に合わなくても言い訳がたつように、入場チケットの券種に開幕券を作ったのだと思う。この券、正規料金から46%以上割り引くという破格の値段なのだが、そもそも開幕券で入場しても外国パビリオンのほとんどが完成していない。企業パビリオンもそこそこしか開いていない。だから安い!のだ。

 な~んてことを想定しているのかもな。

 もうこうなったら、東京オリンピックの開会式会場となった国立競技場の無観客でも人がいるように見えた椅子に倣い、パビリオンが建設されていなくても、『あたかもすべてのパビリオンが存在しているように見える』ようにしてはいかがかな。