やまとの少しニッチな日記

徒然なるままに~自分の体験談を中心に、思ったことを綴っています。

 森の自然学校で過ごす

インタープリターとあるく森のツアー



7月9日の土曜日、EXPOドームにて開催されるオープニング特別ガラのキャンセル待ち整理券をもらおうと万博に出かけてみたものの、家を出るのが遅かったばっかりに会場に到着するのが遅れに遅れて9時を過ぎてしまい、西ゲートは長蛇の列。エスカレータを上がったところから列が並んでいる有様でした。

一応エキスポドームへと向かったものの、当然整理券などはとっくの昔に配布終了。残念ながらこの日ドームで行われたガラ公演を見ることができませんでした。

午前中はグローバルコモン4で過ごし、昼食後仮眠をとりに休憩所へ。1時半頃からパビリオン巡りをしようと思ったけれど、生憎の雨模様に加えてものすごい人。どこのパビリオンも待ち時間が生じていたので、森の自然学校に避難した。

ここは会場内の喧噪が嘘のように時間が静かに流れている場所。以前と比べると人が集まってきているものの、慌ただしさはなく、人酔いすることもない場所である。

早速、呼び込みをしていた「インタープリターとあるく森のツアー」に申し込む。このツアーは一度参加したことがあるが、今回は内容も違うとのこと。今日は雨模様なのでそれほど暑くなく、雨さえ降らなければ散策にもってこいの日和であろうと思っていた矢先に、雨が本格的に降り出した。

残念ながら傘を差しながらの散策となったが、周辺の木々を見ながら森の奥深くまで進み、そこで『そっくりさんを探せ』というゲームを行いながら、50分間を楽しく過ごすことができたツアーでした。

参加者の中には、万博に来て、ここが一番楽しかったと話していた親子づれを見かけました。人それぞれの考え方や楽しみ方はあるとは思いますが、ある意味当たっているなと思いました。なにより、万博にやってきてこんな森の中で木の葉っぱやドングリを探している自分がいるなんて・・・、よく考えてみると不思議ですよね。自然体験なんて、大都会に住んでいない限り、近くの他の場所でいつでもできることなのに、なにも万博会場までやってきて、わざわざ自然体験をしなくても・・。全然、博覧会っぽくなかったりして(笑) 

ま、でも万博会場内でこれだけのことができる自然があるのにビックリですし、インタープリターという存在もわざわざ自然体験をしようかなと思わせるきっかけになっていると思います。今までの博覧会にも、こういうプログラムが用意されていたのでしょうか?つくば博覧会や大阪花博にも足を運びましたが、気がつきませんでした。

そういう意味では、この愛・地球博、企業パビリオンでロボットや技術などに触れたり、外国パビリオンで外国文化や生活様式に触れたり、イベントで普段見ることができないものを観覧したりする楽しみ方以外にも、こういった自然に触れて楽しむということもできる博覧会なのではないでしょうか。

万人の楽しみ方の優先順序から考えてみると、1回しか入場できない人達にとっては、この自然学校の存在を知っても、民間パビリオンを見るのをやめてこちらに参加してみようという気にはなれないかも知れませんね。 ^^

あなたなら、どちらを優先したいですか!?




公式入場者数(10日最終)
入場者数: 122,892人
総入場者数: 10,725,386人


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