８月１５日は終戦記念日。
会社を辞めた今となってはしていないが、会社員時代はこの日の12時に社内で黙とうを行うのが習わしだった。
奇しくも今日、三重県を台風７号が襲い、早朝から３台のスマホ・タブレットが一斉に鳴り響き、びっくりして起こされた。災害に関する警報として、緊急速報メールが届いたのだった。外は風雨が相当強くなっており、傘は役に立たないような状況だった。
びっくりしたのは、こんな日なのに朝刊がポストに入っていたことだ。昨日のうちから計画運休や臨時休業を知らせる交通機関や店舗が多い中、まさかあの強風と豪雨の中、新聞が届いているとは思いもしなかったのだ。
そういえば、今日は終戦記念日と言えども平日だ。以前書いたように、会社員時代だったら僕も出勤しなければいけない日だ。台風が来ているから会社が休みになることはない。通勤時間帯に台風が直撃し、暴風や豪雨に晒されてしまうと分かっていてもだ。
実際、会社員時代に今日みたいな災害級の荒天の日に出勤するという経験をしたことが何回かあるが、傘をさしても全く役に立たない。かえって傘が壊れてしまうのが関の山だ。車通勤の時は、駐車場から会社までの間にずぶ濡れになり、電車通勤の時は、ずぶ濡れになったまま電車に乗っての通勤になる。幸いにもお盆だと乗客がほとんどいない上に、みんなずぶ濡れの姿で立っていたので気にならなかったことを覚えている。
こういう悪天候の時でも出勤しなければならないというプレッシャーがなくなっただけでも会社を辞めてよかったなって、今日改めて思った。
そんなことを思いながら新聞を読んでいると、今日の午後７時からテレビで「諏訪湖祭湖上花火大会」の生中継を行うとのこと。花火好きの僕としては、是非見たいところだが、今日はこんな日だぞ・・・。ちなみに、県内でも有名な花火大会の「熊野大花火大会」は台風７号の接近による暴風や高波が予想されるため、早々に２２日（火）に延期すると発表しているのにだ。
結局、直前の気象状況によっては中止の判断もあったようだが、諏訪湖祭湖上花火大会は予定通り15日に開催され、僕は７時からの生中継を部屋の電気を消して大画面テレビで無事に見ることができたのである。
最近はテレビやCATVで、全国の花火大会や地元の花火大会を生中継する番組が増えてきているが、でもやっぱり現地で見るほうが音、光、会場の雰囲気等々どれをとってもテレビで見るより断然迫力等があって『花火を見た！！』っていう感動に浸ることができると思っている。
新型コロナの５類移行によって、全国各地の有名な花火大会も今年は久しぶりに通常開催するというニュースをみる度に、それを見に行きたいと思ってしまうのだが、おひとり様花火だと、現地での待ち時間が長いから非常に退屈してしまうのと、トイレに立つ時に荷物の心配をしなければいけないのと、あと、ものすごく感動してもそれを分かち合える人がいないっていうところがネックになるんだよな。花火見物客で大混雑している中、一人でとぼとぼと駅までの道のりを歩くことを考えると、めげそう。。。
