やまとの少しニッチな日記

徒然なるままに~自分の体験談を中心に、思ったことを綴っています。

我慢していたものが突然何かの拍子で狂ってしまうことはよくある話で

うな丼

 今日の朝、久しぶりに雨が降った。

 ずっと晴れの予報だっただけに、今朝の雨はまさに青天の霹靂とも呼ぶべきなのか。

 本来であれば乾ききった畑に恵みの雨となって喜ばないといけないところなのだが、今回の雨ばかりは少し複雑な気分なのである。

 というのも、敷地内にすぎながいっぱい生えているのに加えて、笹の葉も茂りだし、何本かは背の高い竹に育つなど、放置しておくと竹藪になってしまうのではないかと危惧したので、しばらくは雨が降らないのを確認して、思い切って農地用の除草剤を昨日の夕方に撒いたところだったのだ。

 除草剤は葉から吸収されて、根まで移行してから効き始めるため、薬剤が葉にきちんと付着する必要があるのだ。そのため雨が降ってしまうと、葉っぱに着いた薬剤が十分な効果を発揮するまえに流れ落ちてしまい、効果がなくなることがある。

 これが散布後1時間経てば雨が降っても大丈夫と謳っているいる高価なラウンドアップマックスロードだったらそれほど心配する必要はないのだが、いかんせん僕が使っているのは前世代の安い除草剤だったから、無駄になってしまったのではないかと、今朝の雨を見ながら心配したのであった。

 悩んでいても仕方ない。一月経って枯れなかったらもう一度やり直せばいいさ。

 そういえば、先日、土用丑の日の鰻について書いたところだが、書いているうちに無性に鰻が食べたくなってきた。

 それからというものの、売れ残った鰻が半額になっていないかと期待して、何度かスーパーに足を運んでみたのだが、一向に安くなる気配がない。普段と同じ値段で売っている。これが、1980年代の12月25日の駅構内では、売れ残ったクリスマスケーキが半額になっていたり、2月15日のスーパーのワゴンセールでは売れ残ったバレンタインチョコが半額になっていたりしてたものだ。

 しかし、今ではこういった季節イベントで売れ残った商品を半額にして売っている姿を見かけなくなってずいぶん久しい。クリスマスケーキは予約制になったためなのか、生クリームが主流になって当日しか販売できなくなったためなのか、チョコレートはホワイトデイ用に包装紙を巻き直して販売しているためなのか、本当の理由はわからない。とにかく、最近これらの商品を半額で買った記憶がないのである。

 でも、よく考えてみたら、青春時代はしょっちゅう都会に出て繁華街を歩いていたけれど、歳を重ねてもはやそんなことをしている余裕もなく、会社と自宅を往復して過ごす日々がほとんどになっていたために、そういう姿を目にする機会が激減しただけなのかもしれないが。

 ともあれ、今回、ウナギの半額セールにありつけなかったため、ウナギが食べたいという欲求が我慢の限界に達し、ついに鰻専門店の暖簾をくぐる羽目になってしまいました。

 無職になってからは高嶺の花だと言い聞かせて耐えてきたんですがね・・・、どうせ行くなら今まで行ったことがない老舗の名の通ったお店がいいと(笑)

 もはや庶民の味と呼べなくなってしまった鰻丼は、今回、松竹梅でいう「竹」を注文。鰻は4切れ入ってて、ご飯とのバランスも丁度よく、好物の肝吸いもありました。

 やっぱり、鰻はいいね~!!