やまとの少しニッチな日記

徒然なるままに~自分の体験談を中心に、思ったことを綴っています。

「うなぎのないうなぎのたれごはん弁当」、買いましたか?

土用丑の日

 

 若い頃は土用丑の日になるとうなぎを食べていたのだが、うなぎが高嶺の花になってからは、お財布的にちょっと痛いかなと遠ざかり、退職して無職になってからは本当に買えなくなってしまったので、うなぎが大好物の僕としてはいささか残念な限りである。

 少し前の毎日新聞の記事になるが、『ウナギ商戦、活況 土用の丑の日控え、各社工夫 超特大サイズ/専用オーブン/「たれごはん弁当」』と題した記事が載っていた。

 その中で気になったのが、阪神百貨店梅田本店の「うなぎのないうなぎのたれごはん弁当」で、価格は580円。

 

 ん???

 

 たしかに、うなぎのタレのかかっているご飯は美味しいと思う。うなぎのタレの存在は僕にとってはとても重要で、タレが少なくてご飯の白い部分が多いと、物足りなくなって美味しさも激減してしまうし、かといって多すぎると、これまた醤油辛くて食べられたものではない。なので、タレとご飯の比率がちょうどいい塩梅になるよう、ペース配分ならぬ、うなぎの身とご飯とタレの配分に全集中して食べるのが僕流のうな丼の食べ方なのである。

 しかしだ。鰻がのっておらず、タレだけの状態っていうのはなんだ。うな丼(並)よりランクが下になるので、恥ずかしくてお店の店員さんに注文できへんじゃん。一応、生まれが三重だけに、ちょっと見栄張りなとこがあるもんで・・・。

 それに、うなぎの身がないので、僕流のうな丼の食べ方ができず、もはや最初からご飯とタレしか入ってないから、配分どころじゃなく、それこそタレが少なくて白いご飯だけが残る結果になったら、「うなぎのないうなぎのたれごはん弁当」としては失格なんじゃないかな。

 いや、そもそもそういう弁当をわざわざ土用丑の日に食べるのってなんだかな。そこまでして食べるのか?って。夏バテする時期に鰻を食べるから意味があるのであって、炭水化物のご飯だけだとちょっと違うのかなって思ってしまいました。

 さて、この580円の阪神百貨店梅田本店の「うなぎのないうなぎのたれごはん弁当」、どのくらい好評だったのかが気になります。