『茨城県は4日、中国産ウナギを「四万十川産」と表示してインターネットで販売するなどしたとして、同県神栖市のインターネット通信販売会社「サンシロフーズ」に対し、日本農林規格(JAS)法と景品表示法に基づき改善を指示した。
同社はインターネット上の仮想商店街「楽天市場」で「四万十川産特上うなぎ2枚セット」を2880円で販売。人気を集めた商品に贈られる「グルメ大賞2007」に、水産物部門で選ばれている。
高知県の四万十川は、全国有数のウナギの漁獲量を誇り、「ブランドウナギ」として人気が高い。』
こと、鰻に関しては大好物といっていいほどの食べ物。
しかし、このニュース、やたらと気になった。
四万十川産、サンシロフーズ、2880円・・・・
あっ!思い出した。この鰻食べたことあるぜ!!!
楽天市場でグルメ大賞に選ばれるくらいのウナギ。当時、楽天ランキング1位とかいって、大々的に宣伝していた鰻ですよ、これ。
美味しい鰻とあれば、一度食べてみたいと思うのは、普通の心理。
送料無料、64%引きで2880円! 定価はなんと8000円!!! 高いな。
まあ、今回は2880円だし、四万十川産だし・・っていうので注文したのが2007年8月も終わりに近づいたある日の出来事でした。
家に届いたサンシロフーズが販売した四万十川産の鰻と、近所のスーパーで買ってきた愛知県一色産の鰻と食べ比べてみました。
結果?
スーパーで買ってきた一色産のウナギのほうが、泥臭くなくて上品な味がしました。四万十川産のは、小骨も多かったし、食べた直後に泥臭い味がしたので、山椒を使ってごまかす必要がありましたね。
家族の意見も、四万十川産は惨敗でした・・・・。
楽天の評価を見ると、大勢の方がこの鰻を評価していましたが、どうしても美味しいという文字が書けず、かといって他のウナギと比べて食べたら泥臭くて美味しくなかったと書けば、ほとんどの購入者が美味しい美味しいと喜んでいるのに水を差しそうで、適当に店舗の評価のみを書いた記憶が残っています。
というわけで、自分はもう2度とこのサンシロフーズの四万十川産のウナギは買わない、絶対にリピーターにはならないと決めていたんだけど、ウナギの産地を偽装していたなんて。
四万十川産のウナギじゃなくて、良かった良かった。四万十川産のウナギはあんな程度なのかと誤解がとけただけでもいいんじゃないかな。今回のニュースが流れなかったら、あの味で8000円という値段が四万十川産のウナギだと思い込んでしまうところだったぜ。
食べた結果、おいしくて値段相応のウナギだったら、ブランドにはこだわらないんだけどね〜。
しかし、今と違って、1年前は鰻を買うお金があったんだな。。。。