やまとの少しニッチな日記

徒然なるままに~自分の体験談を中心に、思ったことを綴っています。

官能試験とジャンクフード

伝説の生き物 麒麟 「麒麟の舌を持つ男」って知ってる?

 

 今月初めに、県庁所在都市の津市で開催された、みえアカデミックセミナー2023オープニング講演会に参加した話を書いたが、今日はセミナーそのものに参加した話。

 今回のテーマは「光がつなぐ食と農」。案内文には、農業や食品加工の現場では光(電磁波)が重要な役割を果たしており、どのような利用が期待されているのか、研究例をとおして紹介すると書かれており、何か家庭菜園をする上で参考になればと思い、申し込んだものです。

 それでどうだったのかって?

 セミナーは、動画撮影や録音、写真撮影は一切禁止されているので、詳細な内容はなかなか申し上げにくいのですが、ごくごく簡単に言えば、三重大学大学院生物資源学研究科の教授の話は大変難しく、ときおり言葉がワープして話がつながらないというウルトラ技を連発し、最後は今日学んだ内容のほとんどを、僕の記憶から消し去るという離れ業も見せてくれたセミナーでした。

 早い話が、連日連夜にわたる明け方に寝て昼間に起きる生活をしている僕にとって、ほとんど徹夜状態でセミナーに臨み、昼食後の魔の時間帯に難しい話をじっと座って聞くということ自体どだい無理な話で、今日の話が今後の僕の家庭菜園をするにあたって役に立つ内容だったのかどうかさえも判断できない状況だったわけです。

 とはいうものの、ひとつだけ鮮明に覚えているところがありまして、食品の味を測る方法として出てきた用語に、「官能試験」というのが妙に気になりました。

 官能っていえば即座に思いつくのが官能小説!!官能試験って、この類の検査なのか?って一瞬思いましたが、違います!

 多分、味の違いを識別できる感覚の鋭い人たちが「官能試験」いわゆる官能検査を行う手法だと思います。うとうとしていたので、あんまり覚えてないや。

 で、甘味・酸味・塩味・酸味・苦味・うま味など、味の違いを識別できる感覚が持てるようになるトレーニングがあるらしく、何を食べても旨い!としか表現できない味音痴の僕にとってはがぜん興味が湧いてきたのですが、どうやら歳をとってからのトレーニングでは、効率が悪いようです。

 ちなみに、三重大学では若い学生にこのトレーニングを施した結果、見事感覚の鋭くなった学生は微妙な味付けの変化もわかるので、学食が食べられなくなったと言っているらしいです。

 また、いわゆるジャンクフードというものも食べられなくなるようなので、ポテチ好きな僕にとっては今の味覚のままのほうがいいのかなって思っちゃいました。