やまとの少しニッチな日記

徒然なるままに~自分の体験談を中心に、思ったことを綴っています。

2022年、日経平均は「上値3万8000円」へ・・・って、いつ頃やってくるのかね

とらぬ狸の皮算用

 

 昨年末に読んだネット記事には、『2022年、日本株は「黄金時代」へ…日経平均「3万8000円」の“バブル相場”がやってくる!』というタイトルで、その根拠がいろいろと述べられていた。 日本株の出遅れ修正が期待でき、場合によっては3万9000円程度もあり得るだろうと。

 いいですねぇ、こういうポジティブな記事。読んでいるだけでワクワクしていた気がする。年が明けて1月。急遽会社を辞めることになり、給料が貰えるのも残り三か月となったとき、38,000円になったら自分の持っているJT株が大きく上昇し、買値まで値を戻してくれるのかな・・なんていう期待を抱かずにはいられない状態となった。

 あれから早くも8か月が経った。

 2022年を振り返ってみて、どうなんだろう。

 老後の生活の糧になるだろうと思って買ってみた優待株は軒並み優待廃止もしくは優待縮小を表明。コロナの新規感染者数は落ち着きを取り戻すどころか、過去最高数を何度も更新する有様。日経平均株価が過去最高を更新するのであれば喜んでいるのだが、コロナの感染者数では全く喜べないでいる。更新したというニュースで思い出すのが、24年ぶりの円安水準を更新したこともあげられるだろう。

 今年になってから相次ぐアメリカ、オーストラリア、欧州の利上げ表明によって日経平均株価は低迷。他国の利上げはすでに織り込み済みであり、それを踏まえて日本株は2022年に38,000円になると書いてあったのに、全く振るわない。それどころか、老後の生活の糧になるだろうと思って買ってみた優待株は軒並み優待廃止もしくは優待縮小を表明する有様。自分が買ってから優待が改悪された銘柄は結構ある。覚えているだけでも、マルハニチロコカ・コーラすかいらーく、グッドコムアセット、パーク24、シダックスオリックス、ヤマダHD、SUMCO、JTなどなど。優待目当てで買った株だけにそのショックが大きすぎる。JTとコカ・コーラは半値以下、パーク24が三分の1以下になるなど、塩漬け状態。

 今年は、これら塩漬け状態の株価が戻ってくるのじゃないかと、期待してそろばんをはじいていたのだが、これじゃとらぬ狸の皮算用だな。

 そして今日、「日経平均株価が年内に再び3万円を突破すると読む理由」という表題で東洋経済のオンライン記事が配信されている。目標は3万2000円だってさ。

 無職で定期収入がないということは、保有株の上昇に伴う評価益しか収益のよりどころがないんだけど、会社を辞めてからの現状ではそれがまったく期待できず、資産が減る一方で精神的にもよくない状況が続いている。

 精神衛生上、こういう記事を読んで日本株が上昇するのを期待してポジティブに生きるほうがいいのか、裏切られて「やっぱり自分の持っている株は上がらないな・・」と毎回落ち込むので読まないほうがいいのか。

 有難いのか、有難迷惑なのか、何故かグーグルさんやヤフーさんは、こういう興味のある記事ばかり配信してきてくれるのでついつい読んでしまう。ん~、悩ましいところだが、パーソナライズされた記事っていうものは考えようによっては恐ろしいものなんだな。