やまとの少しニッチな日記

徒然なるままに~自分の体験談を中心に、思ったことを綴っています。

ダイドードリンコから届いた株主優待を見て考えた事

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ダイドードリンコからの株主優待品 こんな箱状で送られてきます

4月12日指定で、ダイドードリンコから株主優待品が送られてきました。

三段に分けて箱詰めされており、それぞれの段は以下のとおりです。

 

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一段目

 

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二段目

 

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三段目

 

IR情報によると、6000円相当だそうです。2021年春から制度が変わっており、これまで3000円相当の優待品を年2回だったのが、年1回になりました。

配送コストの削減を図ったようですが、それであればせめて6500円相当に内容を充実して欲しかったです。商品の値上げがあったのか、年2回送付されていた頃よりも本数が減っています。賞味期限を考えると年2回のほうが良かったと思っているので、改悪された印象です。

そういえば、平成29年秋から30年にかけて優待品目的で買った銘柄が、その後に優待廃止や改悪、経営不振等で株価が低迷し、なんかめちゃめちゃ損しています。

一応、当時はいろんな雑誌で、「優待利回りが高いお勧め銘柄」として推奨されていたものばかりなんだけどな。自分で銘柄を探すのが面倒なので、雑誌や専門家が勧める銘柄ばかりを買っていたのだが、今思えばなんでこんなクソ株ばかりを推奨していたのかなと疑問に思うことばかりです。

当時、雑誌で推奨されていた優待株を買いましたが、現状は次のとおりです。

パピレス⇒株価が購入額の半分以下、優待は維持

コニカミノルタ⇒株価が購入額の半分以下+優待廃止

ヤマダ電機⇒株価が購入額の6割以下+優待改悪

マルハニチロ⇒株価が購入額の7割以下

江崎グリコ⇒株価が購入額の6割以下+優待改悪

サンリオ⇒利益出てます!! しかし、コロナ禍で優待使いづらい・・

PCデポ⇒株価が購入額の1/3以下

日産自動車⇒株価が購入額の半分以下+無配転落

すかいらーく⇒株価が購入額の9割程度+優待改悪

グッドコムアセット⇒株価は購入額より微増してるが優待は廃止

パーク24⇒株価が購入額の6割以下+優待廃止+無配

TATERU⇒優待廃止+無配になり社名変更。購入額の半分以下で売却

コカ・コーラ⇒株価が購入額の1/3以下+優待廃止

 

このように、評価損益がらみて、利益が出ているのはサンリオとグッドコムアセットの2銘柄だけ。あとは見ての通り株価が半値以下になるなど、大損害を被っているのだ。これで優待や配当が購入時のままもらえればいいのだが、見ての通り、廃止、改悪、無配転落・・・

はっきり言って、塩漬け株のクソ株ですわ。

 

ちなみに、これより前にかったシダックスもついに株主優待の廃止を決定しました。

今の株価は購入額の1/3以下で、無配に転落した上に優待廃止って・・・。

シダックスにいったいいくら投資したと思っているんだ!!

さらにJTの優待廃止も痛い。。。

株価が購入額の半分以下で優待廃止、それにロシアという地学的リスクの影響から無配転落かも知れず、無職の身にとっては不安材料の一つである。

 

優待生活を夢見て買いまくった銘柄がこのような状態になってしまうとは、当時は夢にまで思いませんでした。株主優待生活で充実した老後を過ごそうなんていう特集が組まれたり、高配当の日産自動車で将来安泰なんていう記事を見つけてはせっせと推奨銘柄を購入していたのにな。

これらの優待銘柄を買ってからの4年間、アメリカ株は右肩上がりの好調さを見せつけ、日経平均株価も20数年ぶりの高値を更新するなど、コロナ禍もあったけど景気のいい話が多かったのに、自分の買った優待銘柄はどんどん下がる一方で悔しい想いばかり。なので最近は、これが今お勧めの優待株だ!とかいう紹介記事を見かけても、「んなわけないでしょ!」と冷ややかな目で見ているだけになってしまったのである。こんな紹介記事にうつつを抜かして退職金をつぎ込む羽目になったら、4年後は大変なことになってしまう筈だから。