やまとの少しニッチな日記

徒然なるままに~自分の体験談を中心に、思ったことを綴っています。

毎日新聞の『日曜くらぶ』を読んでなるほどと思った事

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 愛読紙は、毎日新聞。自分の家では子供の頃からずっと変わっておらず、読み慣れているせいもあって他紙に変えたいとも思わない。朝刊サービスのあるホテルにも毎日新聞で登録してあり、他県に宿泊した際に見慣れた新聞で朝を迎えることができるのは気持ちがいいもんである。

 この毎日新聞には、日曜日に発行される『日曜くらぶ』という別刷りの紙面があり、最近は、出勤日に当たっていない日曜日の朝に、ゆっくりとこの紙面を読むのが楽しみになっている。

 なかでも、『松尾貴史のちょっと違和感』と『新・心のサプリ』の二つは欠かさずに読むようにしているし、『レトロの美』という記事も写真が綺麗で、見るのが楽しみな記事なのである。

 今日、海原純子さんが書かれている『新・心のサプリ』コラムを読んでいて、確かにそうなのかも知れないと共感したので書き留めておこうと思います。

 コラムには、学生時代を懐かしいと感じるのは、今の自分が持っている社会的な責任がなかった時代への懐かしさなのだと。かといって、学生時代に持っていたはずの自由を楽しんでいたかというとそうは言えない。なんだかもったいなかったという気もする。将来仕事をやめる時がきて負うべき責任がなくなったら、今度は責任を持つ生活が懐かしいと思うに違いない。何度も同じもったいないことをしてはいけないので、あとしばらく責任を大事にしていこうと思う・・・というようなことが書かれていた。

 自分が今持っているものに気がつかないという傾向があり、なくした時にしかその大事さがわからないということは、いろんなことに当てはまることだと思う。それは健康であったり、恋人であったり、親であったり。もしかすると、今の会社勤務というのも当たり前に思っていたけれど、今持っているものの一つなのかも。職業は会社員ですと言えば、初対面の相手に対して信用を与える武器になっていたのかも知れないし、毎月定期的に給与が貰えるっていうサラリーマン生活も、実はものすごいことだったのかも知れないのだ。

 残り50日弱でこの職業を失ってしまうわけだが、あとしばらく会社員生活を大事にしていこうと思ったのは勿論のこと、中途退職して「もったいないことをした」と思わないですむよう、第二の人生も新しい何かを持てるような充実した生活にしたいなと思った次第でした。