やまとの少しニッチな日記

徒然なるままに~自分の体験談を中心に、思ったことを綴っています。

ふるさと旅行券(第二弾)


国の15年度予算で交付した「地域住民生活等緊急支援のための交付金」を活用したふるさと旅行券を使った旅行を今週も楽しんできた。

駐車場に到着すると、宿の人が出迎えてくれた。
これは嬉しいなぁ。

歓迎のドラも鳴らしてもらって、ご機嫌のままロビーに入る。

フロントデスクで立ってチェックインするのかと思いきや、玄関近くにあるロビーに通されてそこで宿帳に記入。
このロビー、夜はバーになるのか、なかなか雰囲気のいい場所だった。
バーカウンターには宿泊者はフリードリンクとなる、ドリンクサーバが置かれていた。

オレンジジュース、ウーロン茶、ココア、エスプレッソ等々が飲めるようだった。

前回のホテルは、カウンターで立ったままの記帳だったから、こちらのほうが楽だ。

欲をいえば、お茶とかコーヒーが出ればよかった。

目の前にセルフのドリンクサーバがおいてあるんだから、それほど手間はかからないはずだ。

もっとも、紙コップなのでチェックインの時のウエルカムドリンクとしては、ちょっと風情がないけどな。
その分、お好みを聞いて、お茶なりコーヒーなりオレンジジュースなりココアなり・・・
ドリンクサーバの種類の中から選択させればいいんじゃないかな。

先ほどの、ドリンクサーバの時間は決まっていて、夜の6時までとのこと。
う〜ん、あんまり時間がないな。
やっぱりウエルカムドリンクみたいなもんだな。

あと、ちょっとした遊び場も用意されていて、そこも6時まで自由に使えるとのこと。
あとで見に行ったら、椅子がおいてあって、雑誌が読めるようになっていた。
小さな子ども用に、おもちゃのような綿菓子製造機とポップコーン製造機がおいてあった。
さらにここにもドリンクサーバがおいてあって、何種類かの飲み物がフリーで飲めるようになっていた。

さて、チェックイン手続きが終了し、荷物を持ってもらって部屋に案内された。

和室だ。

一人で10畳の部屋と、5畳ほどの大きさの洋間。掘りごたつ風のテーブルが置いてあって、麻雀ができそうな雰囲気の部屋だった。

多分、昔はここで麻雀すると、寝る人がいる社員旅行客用だったんだろうな。

部屋はふすまを閉めることで、2部屋が完全に分離できるようになっていた。

玄関も広く、結構部屋の評価は高い。窓からの景色も山が見えていい雰囲気だ。
お風呂は一応温泉の湯がでるのだ。もっとも、大浴場があるんだから、俺は使わないってwww

部屋に通されたあと、ふつうならお茶を入れていただけるものだと思っていたのだが、そのサービスがなかった。

お茶菓子は用意されていたのに、自分でお茶を入れるのが面倒だったので、結局家に持って帰ってきた。

お茶を入れるサービス、していないのかな? 先週のホテルは、ちゃんと入れてくれたのだが。そこが今回の旅行で実に惜しかったところ!!

先週の宿泊地との比較をしてみよう。

今回も温泉宿だけど、お風呂は24時間じゃなかったな。
しかも前回は深夜1時までだったのだが、今回は深夜0時まで。

内湯と露天風呂があった。

内湯の浴槽は1つ。外の景色は一応見えるようになっているが、メインではない。庭が作られていたが、それ以外の造形物も目に入るのできれいではない。

温泉の泉質は、良くないな。消毒薬と思われる臭いがする。さすがに塩素の錠剤までは見つけることはできなかったが、温泉じゃない大浴場のお風呂っていう印象。

お風呂も代わり映えしないし、フェイスソープとボディソープとシャンプーとリンスの4種類あった。ブランドはわからないがシャンプーだけで3種類あった。DHCとかいう文字や馬油という文字のシャンプーもあった。
浴槽は大きくてよかった。風呂上りは、くしと綿棒と整髪セットがあった。

こういった点を考慮していくと、内湯の点数は2.5点くらいかな。

露天風呂は、遠かった。

ホテルから出て、駐車場を歩いて、その先の森の中にある。

おかげさまで、虫がいっぱい出てきてwww

浴槽の中に蜘蛛もいた。

駐車場は空港の滑走路みたいに、太陽光蓄電のLED蛍球が誘導灯として綺麗にアスファルトの中に埋め込まれていた。

露天風呂なのに、更衣室にサウナがあったのにはびっくりした。温度もちゃんと105度あったしな。

夕方と夜と2回いってきた。景色は露天風呂っていうことだが、森しか見えない。ほとんど森だ。遠くも見えるけど、山肌が見えるだけだ。
一方、屋根がついている。露天だけど、大きな屋根がついているので、見上げた時の解放感はない。
どうして屋根が?って質問したら、雪が多いのでっていう答えでした。

たしかに、雪がつもると、大変だわ。

でも、この道のり・・・。真冬は歩けないでしょ!!! 寒すぎるぜ。

夜の料理は、素晴らしかった。
松阪肉つくしの料理。

松阪肉のマリネ、松阪肉のビーフシチュー、松阪肉のしゃぶしゃぶ、松阪肉の陶板焼き、松阪肉のあぶり丼、松阪肉の茶わん蒸し、松阪肉のサラダ・・・
松阪肉が入らなかったのは、味噌汁とデザートのプリンくらいなものである。
松阪肉のランクを聞いたところ、A5だってさ。

さすがにこれだけA5の肉を食べると、あかん。途中でグロッキーするかと思ったわ。

ビーフシチュー、ここでも出ました。でも、想像以上に少しだけw

少しでよかったわ。味はけっこう濃い味。ビーフシチューっていう味付けより、コンソメ味かラーメンの汁みたいな味付けだった。

刺身はなし。天ぷらもなし。

デザートはシークワーサーが入った美味しいプリン。

料理の味は、不味くもなく、素材がいいので楽しめました。

味は素材の持ち味ですね。今回のように豪華でなくてもいいんだが・・・

料理の内容と味を総合的につけると、4.5点。食事の説明もあったし、召し上がり方法も教えてくれた。

本日の料理というお品書きもちゃんとあった。さらに、そのお品書きに、今日の日付と俺の名前も入っていたので記念に持って帰ってきた。

このお品書き、なんとチェックインのときに渡してもらえるのだ。だから、部屋に入ったときに、きょうのメニューを知ることができるという優れたサービスでもある。

まあ、何がでるかその場で楽しみたいと思っている人には余計なサービスかもしれないが。


朝食はブッフェスタイル。朝からハマチのお造りがあった。刺身類は、このハマチとイカ。朝からお刺身とは大したものである。
自分の好きな料理を好きなだけとれるから、ブッフェスタイルは俺にとっては嬉しい。

和食、洋食、あとシュウマイなどもあった。コーヒー類は、昨日のドリンクサーバが朝食会場に持ち込まれていた。

パンの種類はなかったものの、ごはんはおかゆも用意されていた。

味噌汁はシジミの味噌汁だ。食材には三重県産を使っているとのこと。

さすがにブッフェなので、個人個人に陶板焼きを使った料理というのはなかったが、鯵の干物のようなものが並んでいたので、それをゲットした。

朝から温かい料理が出るような工夫もされていたし、朝食料理の点数は4点ですな。

ちなみに、夕食も朝食もレストラン食でした。


部屋の設備は、トイレの便座が温かかった。これはポイント高いな。さらに、部屋のお風呂は温泉水。
部屋からの景色は、山。

アメニティは、ノーブランドの歯ブラシ、くし、足袋みたいなもの、カミソリ等々。そういえば、タオルはホテル名入り。

アメニティは普通だったので3.0点。

部屋は10畳っていうのは、一人部屋にしてはよかった。設備も新しい感じ。空気清浄器と加湿器がおいてあった。テレビは32型の液晶。
部屋の中では無料ワイファイが閊えた。パスワードはないので、暗号化されていなかった。
生け花はなし。少しさみしかった。

冷蔵庫は、昔ながらのカウンタ方式。

変わった電気ポットがおいてあった。赤色や水色にポットのお湯が光るのだw

夜は別のポットに水が用意されていたが、残念ながら氷は入ってなかった。できれば、氷水が欲しかったな。

玄関ホールには、七夕用の笹の木が1本飾られていて、願い事が記入できる短冊も用意されていた。
ただ、笹の葉が、しおれていた。。。悲しい。

携帯電話はつながった。

ホテル内は探検もするほど魅力的な場所があるわけでもなく、写真の被写体になりそうなものもなかったし、ごく普通のホテル旅館でした。

でも、夜のロビーはきれいでした。窓に11個のローソク。色のついたガラスコップに入っていて、それが並べられていました。
テーブルの上にも4個のローソク

毎晩、15個のローソクを使って演出しているのでしょうか。経費がかさみますね。

あと、平日限定で縁日をやってました。

基本的には小さいお子様向けのようでしたが、カラオケマシンで70点とればいいとか、輪投げやダーツで高得点を出せばいいとか・・・。

いい点数を出した人には、館内土産店の300円割引券とか、スナック菓子がもらえるようです。

参加費無料ですからね。。。

そこには、綿菓子製造機もポップコーン製造機もありました。

さすがに平日の夜。お客はだれもいませんでした。

20時から21時までの1時間限定で行われている縁日。手作りの縁日でしたが、頑張ってました。

東京のフォーシーズンズホテル椿山荘でも、昔宿泊したときに縁日コーナーありました。

まあ、その時の規模や内容から見たら、月とすっぽんですけどね。

でも、椿山荘では何かをしようとすれば、有料でしたからねぇ・・・。

こっちはタダw

客層も、大きく違うでしょうし、比較するにも同じレベルではないですね。

というわけで、ホテルの設備の評価としては、4点。頑張っているしね。


従業員の接客は良かった。外資系のホテルに負けないようなコンセプトで、頑張っていますとのこと。点数は4点です。

宿泊料金は全部で21,750円。


ふるさと旅行券を使ったから、支払金額は11,750円。

平日宿泊なので、できたこの値段かなって思います。

おそらく料理だけでも8000円はするでしょう。

だとすると。。。

一人で一部屋宿泊するってことも含めて考えてみると、今回の宿泊料金は金曜日宿泊という点も考慮して、18,000円程度が妥当かな。

定価の21,750円を支払ってまで、次回泊まりたいとは思えなかったです。
食事内容を少しダウンさせて、一人15000円税込だったら考えるかな。でも、温泉が目的だったら、行かないかも。

よって、総合評価でのホテルの魅力度は。。。 3.5(少し特徴があるけど、まあ普通のホテルだね。)とさせていただきました。