やまとの少しニッチな日記

徒然なるままに~自分の体験談を中心に、思ったことを綴っています。

ふるさと旅行券(第六弾)

国の15年度予算で交付した「地域住民生活等緊急支援のための交付金」を活用したふるさと旅行券を使った旅行を、先日楽しんできた。
今回の宿泊先も6月に第2弾として宿泊した温泉街と一緒。ただし、宿は異なる。どちらがいいのか、自分なりに結果を出そうと考えている。

今回は、昼過ぎに自宅を出発し温泉地に向かった。
事前に宿に知らせたとおり、3時半に到着。広い駐車場はかなりの車で埋まっていた。すぐさまカウンターでチェックイン。今回も宿帳にはあらかじめ名前等が印刷されていたので、確認してサインするだけで終了・・と思いきや、抜けているところを書いてくださいとのことで、住所と電話番号などの補記を行った。
ウェルカムドリンクはなし。チェックインカウンターの事務的な作業がちょっと物足りない。ここはビジネスホテルか?と思わせる感じ。でも、入口には温泉宿の特徴とも言える、歓迎の札とともに、俺の名前も書かれていたので温泉宿だとは思うのだがw


チェックインの手続きが終わったら、早速部屋まで案内があった。荷物は持ってもらえた。

部屋に通され、一通りの説明を終えた後、お茶を入れましょうかとの提案があった。
これまで第一弾でおもてなしを受けた以外はお茶入れのサービスがなかったので、入れていただくようお願いをした。
やったね!!

ちなみに部屋は洋室。ベッドが二つおいてある。大きなクローゼットとライティングディスク、小さなテーブルと2脚の椅子。トイレは温座付きのウオッシュレットで合格。洗面台はあるが、お風呂は部屋にはついていなかった。なので部屋の広さは一人で過ごすには十分でした。空気清浄機や加湿器はなし。テレビは32型の液晶テレビ。ちなみにシャープであったけど、亀山モデルのシールは貼ってありませんでした。冷蔵庫は空っぽで少し小さめ。無線LANや有線LANは部屋にはありませんでした。ロビーだと無線LANが出来るようです。
部屋には生花や額の絵などはなく、いたってシンプル。
角部屋だったけれど、窓は小さく申し訳ない程度。外をみると、まったく眺望なし。目の前に雑木林が見えるだけで、まったく面白味がなし。すぐにカーテンを閉じてしまいました。
部屋にはライティングデスクがあるので、パソコンを使うのは便利です。コンセントも机にありました。

部屋のアメニティは、ホテル名入りのタオル、バスタオル1枚、カミソリ、クシ、石鹸、歯ブラシセット、あとは部屋に備え付けでドライヤー、泡石鹸、それぞれPOLA製の男性用化粧水、男性用整髪料、男性用洗顔料、女性用化粧水、メイク落とし、女性用洗顔料、女性用乳液があった。男性用化粧水と女性用化粧水って、一体どこが違うんだろう^^
ここの歯ブラシは他にはない特徴があった。それは、舌クリーナー付の歯ブラシだったことだ。柄の反対側にその舌クリーナーが付いている。こういった歯ブラシは初めて見た。そういえば、洋室なんだけど部屋のスリッパはありませんでした。
館内は浴衣とスリッパで自由に行けますし、食事もOKです。
アメニティは3.0点。歯ブラシに特徴があったのでポイントを上げました。

お風呂は温泉で男女の入れ替えはなし。大浴場のお風呂は24時間(正確に言うと、9時から10時までは閉鎖)、露天風呂は夜の11時までと翌朝は6時から9時までとなっていました。
内風呂は湯船が二つ。源泉が異なるらしい。一つは、源泉かけ流しを謳っており、加水、加温、消毒、循環が一切ないと書かれていた。温度は熱い。源泉が46度ほどあるので、湯船もそれなりに熱いのである。源泉100%なんだけど、湯は無色透明で無味無臭であるため、いわゆる温泉に浸かっているような感じではなく、熱い水道水みたいなような感じ。ただ、湯の花が舞っているらしいけど、確認できなかった。

内湯から続けて露天風呂に行ける。露天風呂も二つあり、源泉が異なる。小さいほうは、あずまや風に屋根がある露天風呂で、源泉かけ流しとなっている。内湯と一緒の源泉であるが、温度は内湯ほど高くなく、ゆっくりと入っていられる。同じ源泉なのに、なんで湯温がこんなにも違うのであろう。もしかして、内湯の排水を露天風呂に使用しているのか?なんて疑ってしまうほど、温度は違うのである。この露天風呂も加水、加温、消毒、循環は一切ないと書かれていた。もう一つの露天風呂は大きいが、加温、循環ろ過、消毒薬を使用していると書かれている。

内湯の石鹸は、POLA製で、ボディソープ、シャンプー、リンスの3つが揃えられている。
露天風呂に行く途中に、源泉が飲めるように紙コップがおいてあって、側に源泉がちょろちょろとでている場所がある。

通るたびに少しづつ飲んだが、1日に飲める量が決まっていて、およそコップ2杯までがいいらしい。大丈夫、そんなに飲んでないからw

今回の宿もサウナ風呂はなし。洗い場は16席ほど。更衣室には冷水器がおかれている。洗面台にはドライヤーと整髪料の類こそあれ、綿棒やクシが置かれてないのが気になった。必需品でしょ・・って思うのだが、外来利用が多いから置けないのかも知れない。

お風呂は新しくて清潔。露天風呂は、景色は露天風呂周りの小さな石組み庭園を見るだけで、遠く離れた景色など、周辺の風景は見れないようになっている。俗にいう街中のスパに入っているようで、温泉地の露天風呂としては面白味がない。

この露天風呂、点数を出すとすれば3.5点かな。
昨日の宿の源泉かけ流しは、水温が低くてずっと入っていられたが、今回は熱くて入り浸たるわけにはいかなかったのである。
お風呂は、この源泉かけ流しがあるという点で評価ができる。また風呂上がりには、冷水と源泉が飲めるようになっているのでいいけれど、問題はアメニティ類の無さである。
なの内風呂の点数をつけるとすると、3.0点ですね。これでもまだ源泉かけ流しの浴槽がある分、加点してますからw

料理は、夜は会席料理かな。これは、ごくごく普通の内容で、正直言ってがっかりだな。地元三重の食材が使われていたり、源泉が使われているという点では昨日宿泊した第五弾の宿と同じコンセプトであるが、見た目の美しさや楽しみ方がまったく違う。なんていったって、ナプキンさえもないんだからなぁ。
まず、店員が料理の説明を一切しない。確かにおしながきには今日の日付とどんなものかが一品づつ書かれているけど、料理を出すときにも食べ方を含めて説明するべきだと思う。固形燃料を使った鍋が置かれていましたが、なんとおしながきによれば飲める温泉水でするしゃぶしゃぶ鍋となっていました。店員さんは、火をつけますか?という質問と、湯気が出てきたら皿の中の素材を全部入れてください。とだけ説明していかれました。野菜とお肉を入れてゴマダレで食べたのですが、お肉が柔らかくて美味しかったのであらためておしながきを見てみたら、なんと黒毛和牛ロースのしゃぶしゃぶだったのですね。しゃぶしゃぶ料理っていうのに全く気づかなかったので、そのまま煮込んじゃいましたよ・・・。 
特色ある料理としては、このしゃぶしゃぶくらいかな。
この夕食でびっくりしたのは、料理の説明がないということ以外にも、あらかじめテーブルの上に載せてある料理が多いことにびっくりしました。そして、配膳のスピードも速すぎます。
通常、11品程度ある会席料理だと少なくても1時間30分は食事時間としてみておりますが、今日はびっくりするくらい早く終了しちゃいました。デザートを残して、なんと開始から30分で終了。あまりにも早すぎます。なので、ご飯をお替りするなどして時間を稼ぎましたが、それでもデザートを食べ終わった時には開始から50分ほど経過しただけでした。

なぜこんなにも早いのだろう。

隣のテーブルは食事の開始時間がおそらく俺よりも1時間ほど後だったのでしょう。(俺が1時間もいられなかったので、実際は何時から開始だったのかは不明だが)
その隣のテーブルに料理が運ばれて配膳が始まったのは実に30分前から。その料理は、先付のみならず、刺身やうどん、焼替りの料理が並べられました。
そういえば、俺の刺身も全然冷たくなく、常温に近かったなぁ。

テーブルに着席してしばらくすると、もう椀物、そしてご飯を頼んだこともあって、香の物と赤だしとご飯が運ばれてきました。冷物のうどんは最初からテーブルに乗っていたので、冷たくなかったしなぁ。。。

茶碗蒸しと揚げ物が食事中に運ばれてきた唯一の料理になりますね。

ご飯は、最初は茶碗に盛ってもらえたけど、それ以降は自分で米櫃からしゃもじで入れなければならず、サービス悪いなぁと思いました。まあ、普段はお替りしないので良かったんだけど、今回は時間かせぎにお替りしないと間が持たなかったせいもあり、気になりました。また、お茶についても大きな急須で用意されていたので、自分でそそがないとダメでした。

その点、これまで宿泊したところでは全部店員さんがしてくれていたので、このホテルのサービスがとても気になりました。

デザートは最中と甘いあんことクリーム、そしてキウィフルーツとオレンジがありました。甘いのを先に食べたら、フルーツが酸っぱく感じて。。。トホホですな。デザートは単に盛り付けをしただけで、これまで見てきたような手の込んだ品物ではありませんでした。

料理の味は、まあまあですね。不味くて食べられないほどではないです。もう少し温かいものは温かいうちに、冷たいものは冷たいまま出して欲しかったです。
料理の評価は、これでははっきりいって2点のレベルですな。

食事している間に、洋室なんですが一応飲料水と新しいお茶セットが用意されており、お茶はちゃんとした茶筒に入った茶葉と急須が用意されていました。

朝食はいつもの旅館の朝食。着席後に鮭の塩焼きがのっている皿が運ばれてきたが、ほんのりと温かかった。でも皿全体も温かかったので、レンジで温めてきたのかもw。まさか、あらかじめ皿を湯で温めておいて、そこに鮭と出汁巻き玉子を乗せてきたとも思えないんだけど。ここでもお鍋の中に豆乳を使った豆腐があり、火をつけてあつあつの湯豆腐としてポン酢で食べることができたのが唯一の特徴であろう。ごはんは白いご飯のみ。ちなみに昨日は宮崎県産の新米だったけど、今日は富山県産となっていた。あとは。。。味付け海苔とハム。そうそう、別テーブルに5種類くらいのパンと牛乳が用意されていたので、クロワッサンとマーブルパンと牛乳を取ってきた。ビッフェ方式ではないけど、なぜかこのパンと牛乳だけは自由に持ってくることができたのである。特徴ある朝食と言えば、そうなるだろう。
見た目にがっかりの食事内容ではあるが、朝から温かい料理とパンと牛乳がいただけたので3.5点だな。

ちなみに、夕食も朝食もレストラン食でした。

ホテル内にはゲームコーナーやカラオケスナックがありました。
学生さんの集団も一緒に宿泊していたので、夜中の3時を過ぎても廊下を話しながら歩く人がいて、うるさくて。。。
仕方ないので、夜中の3時にまた温泉に浸かりにいって、エアコンで冷えた身体を温めてきました。
館内のいろんな場所には、写真などが飾られていました。
ホテルの設備の評価としては、3.5点。

従業員の接客は普通もしくは事務的な態度。フレンドリーに話しかけてくることもなかった。点数は3点です。
宿泊料金は平日だというのに、税・サービス料込みで18,510円。
ふるさと旅行券を使ったから、支払金額は11,010円。

まあ、平日とはいえ、夏休み期間中であるしなぁ。お客の対象が中高生や子供会みたいなので、この時期は高くなるのかな。昨日の宿と比べると同じ平日でも2200も違ってくる。
で、満足度は当然昨日の宿のほうがいい。
今日のホテルは、部屋は洋室でベットで寝られることと、ライティングでぃすくがあって過ごしやすい点と、部屋が綺麗という点で勝っているが、お風呂や料理内容、従業員のサービスでは昨日のホテルに負けていると思った。

交通費もそれほどかからない場所にあるけれども、定価の18,510円を支払って、また次も泊まりたいかというと、泊まらないやろなぁと思いました。

よって、総合評価でのホテルの魅力度は。。。 2.5点(ガヤガヤ騒がしいのと、客層が良くないのと、料理の説明がないうえに配膳のタイミングが悪いので、この次はないだろう。)とさせていただきました。

ちなみに6月に宿泊した第2弾の宿と比べてどちらがいいのかという結論は、非常に難しい。お風呂だけは今回宿泊した宿のほうがいいけど、料理内容からいくと当然第二弾のほうとなるが、価格的な問題もあるから一概に第二弾がいいとも言い切れないのである。

う〜〜ん、どっちもダメだなw

ということで 今回6か所に宿泊したけど、もう一度宿泊したいと思うのは、第3弾の宿と第5弾の宿。
もう泊まらないだろうなと思うのは第1弾の宿と第6弾の宿。

あれれ、最初と最後の宿、全然ダメじゃん!!!  はじめ悪けりゃ終わりダメっていう感じかな。