国の15年度予算で交付した「地域住民生活等緊急支援のための交付金」を活用したふるさと旅行券を使った旅行を先週に続いて今週も楽しんできた。
今回の訪問場所は、先週訪れた海辺のホテル。今回はこれまでと違って温泉宿ではなく、一応リゾートホテルに位置付けられているところだ。
このホテル、来年5月26日から27日の日程で開催される伊勢志摩サミット開催地にある温泉宿と一緒の系列のホテルで、車で5分とかからない場所にある。
今回の交通手段も電車とバス。
伊勢神宮から500円を支払って予約制のシャトルバスにのったら、あとはホテル前で下車するだけ。
今回はシャトルバスなので、当然ホテル玄関前がバス停となり、1時間程度で到着するのである。
先週はあいにくの雨振りだったが、今回の旅行は台風の影響か、蒸し暑い!!。
とにかく歩いているだけで汗が吹き出してくるのである。
今回、リゾートホテルというので、チェックインの3時までホテルに到着。本当は、ホテルにあるプールで過ごす予定だったのだ。
今日は雨降りでなく、しかも蒸し暑いのでプールに入るにはベストコンディション。
しかし!!!
この時期、プールは営業してないのである。
7月も中旬なのに、まだ営業していないのかい。
温暖な気候で有名な場所なのにまだプールが使えないとは、リゾートホテルとは思えないな。
3時前に到着したが、部屋が用意されていなかったので、しばらくロビーで待つことに。
3時前には部屋の用意ができたという連絡があったが、案内はなし。今回のホテルもウェルカムドリンクはなし。しかも、部屋までの案内もなし。
別に案内なしでもたどり着くことはできるけど・・・。ビジネスホテルみたいだなw
部屋からの景色は海を見下ろすことができる。景色は抜群だ。この地方独特の素晴らしい景観を見ることができるのだ。
部屋の大きさはツインベッドを入れて、さらにソファとテーブルとイスが置かれており、ライティング用の机もあるので、十分広い。40平方メートル以上はあるのではないだろうか。
トイレとお風呂は独立している。トイレは、便座ウォーマーと洗浄機能がついている。合格だ。しかも、意外と広い部屋で閉塞感もない。
部屋にお風呂はあるが、温泉ではないが大浴場があるから今回は使用せず。
お風呂と洗面所は一緒になっているものの、十分に広いつくりとなっている。
長期滞在にも耐えられるように、クローゼットと別に、服を入れる引出もついている。
さすがにホテルであり、お茶菓子はおいてなかった。
そのかわり、コーヒーが特にすばらしかった。
普通のホテルにはティーパックはあっても、コーヒーがないところはたくさんある。
また、コーヒーがあってもインスタントコーヒーが多い。少しいいホテルで、簡易ドリップ式のコーヒーが用意されているのがこれまでの経験だった。
しかしここは、違った。
40グラム入りのレギュラーコーヒーが2袋置かれていて、フィルタも10枚ほどあるのだ。
ツイン仕様だから二袋だと思うが、1泊2日の滞在では一人で一袋使うのが精いっぱいだった。
3枚のフィルタを使って、夜2回、翌朝2回、それぞれコーヒーカップ2杯分づつ、計6杯のコーヒーをいただいたが、まだ粉が残っていたくらいだった。
これは、満足だった。
あと、ティーバッグの紅茶もダージリンとアールグレイの2種類があったことを付け加えておこう。
ちなみに、部屋にあった紅茶のティーバッグを調べてみたら、プリミアスティーという銘柄でした。
これまで宿泊したホテルとの比較をしてみよう。
大浴場は温泉じゃない。
時間は深夜11時まで。朝は6時から入浴可能とのこと。
内湯とサウナのみ。
内湯の浴槽は1つ。あとはサウナ用の水風呂。
外の景色は見ようによっては、プールとか海を見ることができるが、プールが見えるってことは、プールからもこちらが見えるってこと。
だから、窓は目隠しされていて、普通に入っているだけであれば、外はまったく見えないのである。更衣室からも同様。
お風呂はそれほど大きくなかったが、ほとんど利用客はいなかったので、苦にはならなかった。
ボディソープとシャンプーとリンスと洗顔用の泡石鹸の4種類あった。ブランドは不明だ。
くしと綿棒と整髪セットとカミソリがあった。
嬉しいのが、タオルが風呂場に備え付けられていたこと。
部屋から手ぶらでお風呂に行けるのである。
しかも、毎回乾いたタオルが使える。
これは、今までの温泉宿にはなかったこと。
ただホテルなので浴衣姿では歩けないから、洋服を着ていく事にはなるが。
大浴場は付随設備なので、点数をつけるわけにはいかないけど、サウナもあるし普通によかった。
夜の料理は、洋食で美味しかったけど、宿泊プランがプランだけに、これも品数が少なかった。
前菜、スープ、メインディッシュ、デザート、コーヒーといった感じだ。
デザートはアイスクリームとプチケーキとフルーツゼリー。
料理の内容と味を総合的につけると、3.0点。食材の説明はありました。
本日のメニューもちゃんとありました。ただ、そのメニューには日付はありませんでした。
朝食は和定食。がっつり食べようと思っていたのに、肩透かしを食らわされた感じ。
刺身はイカソーメン。干物もありました。
今回は、お粥をいただきました。お粥にかける醤油ベースのあんかけもありましたが、お塩をかけていただきました。
味噌汁はアオサがはいっていて、ここんところアオサばかりですw
朝食料理の点数も3点ですな。金額的には2000円くらいしてた気がします。
ちなみに、夕食も朝食も場所は違いましたがレストラン食でした。
ともに、顔を上げると海が見える場所で、ロケーションは素晴らしかったです。
部屋のアメニティは、このホテルが使っているだろうと思われる包装紙にはいった歯ブラシ、くし、カミソリ等々。
リゾートホテルらしく、洗う網目状の使い捨てタオルもあったし、きれいにラッピングされた袋にシャワーキャップやコットンや綿棒や爪をきれいに整えるスポンジが入っていました。
この袋は女性用だと思います。
アメニティはこういった点が評価されて3.5点。
部屋は十分広いし、設備も新しい感じ。空気清浄器と加湿器もありました。しかも有線放送もあって、それが部屋の天井から二つのスピーカーで聴くことができたので、評価があがりました。
テレビは32型の世界の亀山モデルの液晶。
部屋の中では無料ワイファイがあり、しかもパスワードで管理されていました。生花はなしですね。
冷蔵庫は、からっぽ。でも館内の自販機は、ホテル価格で高い。
電気ポットと冷水用のポットの二種類がおいてありました。それと、氷入れ。
今回、リゾートホテルというだけあって、撮影スポットはかなりありました。
夜の照明も綺麗でした。
設備も一通りそろってました。カラオケやジム、エステや売店等々。
というわけで、ホテルの設備の評価としては、4.0点。
ただ、リゾートホテルとしての従業員の接客はちょっとクエスチョンですな。
事務的な人もいれば、ちゃんと話ができる人もいて、全体的にレベルの差がありすぎです。
年配の方のぶっきらぼうな態度や挨拶のないのも気になりました。
宿泊料金は全部で20,880円。
10000円のふるさと旅行券を使ったから、支払金額は10,880円。
土曜日の宿泊で、一人一部屋で2食ついて税金サービス料込で21,000円弱。
食事料金を2食で6000円程度と見積もってみて、ルームチャージが15,000円の部屋ってことですな。
部屋の広さと立地条件、それとリゾートホテルという条件からみてこの値段は妥当か、やや高いっていう感じかな。
高さを感じさせるのは、やはり従業員の態度とサービスレベルに問題があるからでしょう。
もしも、料理の内容がもう少し豪華であれば。リピーターとしてもいいのかなって思ってしまうけど、今のままでは次はないでしょうな。
プールが使えるっていっても、更衣室で着替えが必要ということなので、あんまりリゾートホテルっぽくないしねw
よって、総合評価でのホテルの魅力度は。。。 3.5(景色とホテルの景観が素晴らしいし、撮影ポイントは多いし、ムードがあるし無線LANは評価できる。でも、家族連れが多い夏休み中はムードがないかも。)とさせていただきました。
課題があるとすれば、もっと楽しくさせてワクワクできるような仕組み、非日常的な演出と対応が必要な点かな。