やまとの少しニッチな日記

徒然なるままに~自分の体験談を中心に、思ったことを綴っています。

ホエールウォッチング(その30)

時間は9時30分を少し回ったところ。

そういえば、昨晩は島内観光をしようとしてたんだ・・。観光タクシー、まだ空いているかな。

昨日親切にしていただいたタクシー会社のおじさんに電話をかけた。

昨日の御礼と、今日のホエールウォッチングツアーが中止になったことを話し、そして、これから島内観光ができないかと尋ねてみた。

なんとか、10時からOKだとのこと。

ぶらぶらと浜辺で遊んだりしながら時間を潰し、約束の場所に向かうとすでにタクシーが停まっていた。
タクシーといっても、こちらはワンボックスカーだ。大人数の時にも使えるからかな?

料金は2時間で6000円。

さっそく、島内観光に出発した。島内観光といっても、観光する名所はほとんどない。何にもないところなのである。

山道を走って展望台に登るも、まったく見晴らしがない。なんていったって、山全体に霧がかかっているのである。(>.<)

途中、桜はもう散っていて、葉桜になっていたが・・・、ヤマモモがあったり、グミがあったり、野イチゴがあったり・・・。なかなか自然がいっぱいの島である。

試しにグミを採って食べてみる。

((+_+))マズッ・・・・ (>o<")


集団自決したとされる場所や赤間山西展望台、国立沖縄青年の家・・と巡る。

いろんな話をタクシーの中や、その場所で聞いた。悔やまれるのはただ一つ、天候だ。

本当なら、見晴らしがよければ沖縄の青い海と慶良間の島々が眼下に見下ろせるはずなのに、どんよりとくもがかかっているうえに、霧で下が見えない。ときどき、霧の合間から海が見えるときがあるが、あの輝くような青い海ではなかったのである。

その後、港を経由して今度は来た時と反対側の林道を走って戻り出した。しかし、ものすごく整備されたきれいな道だこと。こりゃ、僕の地元の林道のほうがひどいわ。

道路わきの除草もきれいに済まされていた。もっとも、案内人の人が言うには、自然の草花が見事に伐採されてしまっている。情けないことや・・って、ぼやいてましたが。

12時になって、もとの場所に戻った。約束の2時間のドライブであった。

景色は見ることができなかったが、いろんな話が聞けたので、まあまあ満足かなw

レンタカーではおよそ走らないような道も走ったしね。なんていったって、国立沖縄青年の家の敷地内につづく道路をずっと走っていって、最後はなんと入口のゲートが閉じられているのを乗り越えて、錠前をはずして開門し、車を中に入れていたからな・・・。

案内人の話によると、普段はゲートはしまっているが鍵が開いているらしい。どうやら、ハブ対策として、敷地の周囲をぐるりとゲートや塀で囲ってあるとのこと。

考えてみると、怖い島である・・。