やまとの少しニッチな日記

徒然なるままに~自分の体験談を中心に、思ったことを綴っています。

ホエールウォッチング(その31)

yamato142009-08-04


時間は12時を回っている。

あと、数時間したらこの島ともサヨナラだ。

昼ご飯を近くの食堂で食べながら、この島にきてからずっと気になっていてまだ実現していないことを思い出した。

それは、目の前の照山展望台に登ること。

車で港からこの集落にくる途中にある展望台で、車道からでもとても奇麗な景色が楽しめるため、さぞかしあの山頂から見た景色はすばらしいに違いないと常々思っていたスポットなのである。

しかし、このふもとからあの展望台まで歩いていくにはちょっと距離がありすぎて無理かなぁ・・と思いながらも、食堂の人に展望台に登るのにどれくらいの時間がかかるのか聞いてみた。

そうすると、「ああ、すぐですよ。2〜30分で着きますよ!」という返事。

帰りの船の時間までまだ1時間半程度あるから、大丈夫だな・・・。

というので、食堂を出ると、その山に向かって歩き出した。

すぐって言ってもなぁ・・・登りだしな。結構疲れるわ。
ようやく、公園がある遊歩道の入り口に到着。

まだまだこれからだというのに、既に時間は20分過ぎている。うわぁ・・・、結構時間かかったなぁ。

その時、歩いている側を1台の車が通り抜けていった。
自動車で来ることができるんだ、うらやましいぜ・・・。


そこから5分程度あるいて森林公園に到着。公園っていっても、長いローラー滑り台と東屋と林間広場にアスレチックらしきものがある程度。ローラー滑り台を使って下まで降りていったが、途中で木々の小枝が滑り台を邪魔しており、結構危ない遊具だなって思いました。小枝、切り落としておいてくれよ〜〜 ^^

森林公園を後にして、いよいよ展望台へ。

長い階段を急いで登る。もう、それほど時間がないのだ。

ときおり吹き抜ける風が涼しく気持ちいい。鶯も鳴いているし、自然がいっぱいの展望台だ。

木で組まれた展望塔に登る。ゴール!!
なぜかそこには、リゾートホテルのプールサイドにあるような白いチェアが置かれていた。
多分、カップルが景色を楽しみながら座るためにあるんでしょう。^^

結構高い展望台なので、絶景かなぁ・・・

って、見えるわけないやん。霧がかかっているのに。

う〜〜ん、残念。本来であれば、眼下に集落から青い海と点在する島々が臨めたはずなのになぁ。

急いで展望台から降りて、ビーチでしばらく遊んだあと、宿泊場所に戻る。

宿から港まで送迎していただく。

港の土産売り場で、買いたかったマグロのジャーキーを買う。これ、結構美味いと思います。前に来た時に買ってみて良かったので、再度買い求めました。^^

本当はEDYが使える集落のショップで買う予定をしていたのですが、さっきそのショップに寄ってみたら閉まっていて、「港にいます」って書かれた札がかかっていたのです。

船が出る時間は、この港の土産売り場で商売しているのでしょうかねぇ。峠を越えてこないといけないので、往復の距離と時間を考えると、大変だと思います。

さて、帰りの船は大型のフェリー。

本日は波が高くて、大型のフェリーでも結構揺れます。もし、ホエールウォッチングツアーに参加していたら、こんな高い波間を縫って走りまわることになっていたかと思うと、ぞっとしました。

まあ、昨日でも相当コンディションが悪かったみたいで、中止にしようかどうかという瀬戸際だったことを後になって話で聞きました。

今回のホエールウォッチングの旅は、クジラを見るっていう点から判断すると十分満足するっていうまではいかなかったですが、一応クジラも見えたことですし、クジラをみる楽しみっていうのが味わえたことで、良しとしましょう。

あの、クジラが見えた時の感動、一度体験したら病みつきになりそうですw
いつかまた、クジラに出会える旅に出たいですね。


追伸

沖縄本島に到着し、港から空港へ向かうタクシー運転手の話
『昨日は、海洋博公園からクジラがよく見えましたよ〜。』
まあ、所詮こんなもんです・・・。
わざわざ船に乗っていって離島に宿泊しなくても、見られる人は見られるもんです。('ε')