やまとの少しニッチな日記

徒然なるままに~自分の体験談を中心に、思ったことを綴っています。

いよいよ日食かぁ(最終回)

中国は上海郊外にての日食観測ツアーを終え、本日、無事帰国しました。

心配されていた上海市内での渋滞や混雑もなく、観測地点から空港まで車がスムーズに流れていたのには、ちょっと拍子抜けしました。1800万人程度いる上海市民の大移動があって、市中は大渋滞になるのではないかと心配していたんだけどな・・・。

さて、中国で過ごした4日間。
初日から3日目までは、天候晴れ。
いわゆる、上海では10日以上も晴れの天気が続いていたのです。

それが、3日目の夜、観測地点に隣接するホテルにて歓迎の宴が催されている途中から土砂降りの雨と雷に見舞われちゃいます。
雷鳴が鳴り響くなか、不安な一夜を過ごしました。

翌日、7時過ぎに観測地点にてセッティング。
しかし、ときおり小雨がぱらつく生憎の天気。

それでも、8時22分の食の開始に合わせるかのように雨も止んで、うす曇りの中に太陽の形を確認できるようになってきたのです。

刻々と食分が進みます。ときどき、厚く覆われた雲が薄くなったときに太陽が少し現れるといった感じで、直視してもそれほど眩しくない程度に雲に覆われてました。

このまま、じわりじわり観測できるかな?

しかし、世の中そんなに甘いもんやおまへんで〜。
皆既日食まであと40分余りというところで、黒い雲がモクモク〜〜っと立ち込めてきて、一気に土砂降りの雨に見舞われちゃいました。

そのまま、9時35分の皆既日食に突入。道路の街灯が点灯するとともに、車はライトをつけないと走れないくらいの暗闇となりました。そして、ビデオのファインダーを見ながら5分余りが経過。
気が付いたら皆既日食は終了し、いつもの明るさに戻ってました。

持っていった、ピンホールの穴あけ紙、落としぶた、フィルター、レンズ、クッション、飲料水、レジャーシート、三脚、テレコンバートレンズ等々、この観測のために買いそろえたんだけどな。

ほとんど、不要でしたw

う〜ん、上海は10日以上もず〜〜っと晴れていたのに、何も日食が起きる今日になって思い出したように雨が降らなくてもいいんではないのかい?

お陰様で、500名余りのツアー客のみなさん、ダイヤモンドリング皆既日食中のコロナなどが観測できずに残念でしたね。しかも、土砂降りの雨・・・。 ^^

念のためにNHKテレビの皆既日食特番の留守録画をしてたから、助かった〜