２００９年の上海での皆既日食観察では、予想通りというか、ものの見事に雨にたたられてしまい、観測が実現できませんでした。
当時、観測用品として揃えた観測グラス（いわゆるメガネ）やビデオ用の望遠レンズがいまだに眠ったままなので、来年５月の金環日食を観測することに決定しました。
金環日食は部分日食の一部で、真っ暗にはならないんですが、金の指輪みたいなリング状になった太陽が観測できるので、普段の部分日食とは違った趣があって、観測する価値があるのかな〜っていう感じです。
今回は日本の太平洋に沿った沿岸部で幅広く観察することができ、東京でも金環日食が見られるとのこと。
で、東京に住んでいない僕としては観測地点に移動しなければならないのであるが、今回の日食は朝が早い！
というわけで、どこかの温泉地に宿泊してゆっくりと観測しようということに。
半年前から宿泊の予約を受け付けているホテルに電話をかけたら、なんとその日は満室だとのこと。
半年前の同日に電話するの忘れていたからなぁ・・・。でも、少々遅れただけでもう満室だとは。
満室の理由をそのホテルに訪ねたら、やはり日食があるからとのこと。
このホテル、日食の時のちょうど中心帯に位置する上に、太平洋に面した高台に建てられており、しかも温泉だし、値段もリーズナブルだったんだけどな。
ちょっと、残念！
仕方ない、こういうこともあろうかと思って１年前から予約しておいた、いわゆる「すべりどめ」のホテルにしよっと。
