やまとの少しニッチな日記

徒然なるままに~自分の体験談を中心に、思ったことを綴っています。

日食ツアーあれこれ


7月21日に、日食ツアーのことをブログに書いてから早くも半年が過ぎた。

   http://d.hatena.ne.jp/yamato14/20080721#p1

 記事で取り上げた近畿日本ツーリストの2009年 トカラ皆既日食観測ツアーも先日第2期募集が締め切られ、あとは第3期募集を残すのみとなりました。

 この、近畿日本ツーリストによる日食観測ツアーは、予想通りかなりの高額ツアーとなっており、一人あたり34〜38万円となっている。しかも、鹿児島県発着なので、そこまでの旅費も考慮すると、40万円を軽く超えてしまう程のお金が必要になるのである。

 日常生活に困るくらいの金欠病になってしまった今となっては、40万円という大金は簡単には用意できないうえに、雨が降ると旅費そのものが無駄だったという落ち込んだ気分となる可能性が高かったため、残念ながら近畿日本ツーリストの日食観測ツアーは申込を断念したところであった。

>よく考えたら、僕が日食観測ツアーに参加したら、たとえ晴天率が70パーセントを超えるような
>地域であったとしても、たまたまの雨で観測できなかったってことになりかねないな。大金のツア
>ー料金を支払って一緒にトカラ列島皆既日食ツアーに参加することになるかもしれない皆さん、ご
>めんなさい。(笑)

という訳で僕が参加しないので、きっと悪石島は雨が降る心配はないだろう。

ところがである。
やっぱり気になる日食。毎年地球上のどこかで起きている現象とは言え、身近で起きるチャンスはそうそうないだろう。過去の部分日食のときでさえも、下敷きやネガフィルムを使って空を見上げてみてたくらいだからな。(よく考えてみると、過去の部分日食の時は晴れていたんだなぁ)

 皆既日食にこんなに興味があるのは、おそらく男性だけなんだろうな〜なんて思いながら、インターネットでいろんな観測ツアーを探していると、上海で見る観測ツアーなるものを発見した。

 もちろん上海は光化学スモッグなるひどい大気汚染のために、日中でも太陽がかすんでみえるくらいだから、日食を観測するにはちょと不向きなのであるが、さすがに観測ツアーというだけあってわざわざ上海郊外まで移動して観測するとのこと。

 値段も15万円前後となっており、近畿日本ツーリストのツアーと比べても3分の1だ。ホテルに宿泊できて食事もホテルの食事が食べられるし、上海観光も可能となれば悪石島よりも魅力的に思えても仕方ないのではないだろうか。

 もっとも、観測といっても僕は天文学の専門家でもないので、それほど厳密に「観測」ということにはこだわってはおらず、少なくとも皆既日食を体験し、今、自分がいる場所が月が太陽を隠すことでどのように変わってしまうのかを体感したいだけなのである。地球の影だったら、普通の夜。夜が訪れる前に夕方がくるから、急に暗くなるものでもない。それが、月の影によるものだったら、どんな夜になるのだろう。どんな速さで暗くなるのか、またその暗さはどの程度なの? まだ一度も皆既日食を経験していないので想像だけしかできないけれど、見る機会があれば見てもいいかな。

 というわけで、思い切って上海における皆既日食ツアーを申し込みしちゃいました。^^


 1年ほど前に出かけた上海は雨にたたられ5日間の旅行中に太陽を見ることができず、「上海っていうところは太陽がないんだ」と言っていたことを思い出しましたが、今回のツアーで太陽が見えないのはちょっと辛い気がするので、できたら晴れてほしいな。

 でもでも・・・

 常に雨に祟られている経験からすると、雨で観測できなかったってことになりかねないな。
 近畿日本ツーリストのトカラ皆既日食観測ツアーほどもないけれど、普通の上海ツアーと比べると結構高いと思うツアー料金を支払って一緒に上海まで日食ツアーに参加することになるかもしれない皆さん、ごめんなさい。
 もし、上海まで出かけたのに雨だったっていうのが困る人は、近畿日本ツーリストのトカラ皆既日食観測ツアーの第3期募集がありますので、そちらを選択されたほうがいいかも。
 そのツアーには僕は参加しません。(笑)