やまとの少しニッチな日記

徒然なるままに~自分の体験談を中心に、思ったことを綴っています。

さんふらわあ

さんふらわあ



さんふらわあ

なんと響きのいい言葉だろう。白い船体にオレンジ色のひまわりが描かれている豪華フェリー。

かつて、フェリーといえばさんふらわ号というくらい日本の各地の港でその雄姿を見ることができたようだが、時代の流れなのか廃船になって段々と姿を消していっているらしい。

今回の旅行では、このさんふらわあに大阪南港から鹿児島県の志布志港まで乗船する。
タイタニック号ほどの豪華さはないにしろ ^^; 一体どんな船なんだろうということで、今回の旅行の楽しみの一つでもあったのだ。

埠頭に横付けされているさんふらわあを見上げる。う〜ん、デカイ!

去年の秋に乗船した阪九フェリーよりも大きい感じだ。

早速、居室に入る。当然、安価な2等船室。タイタニック号の上流階級の貴婦人達とは違うのだ。(T.T)
だけど、2等船室と言っても雑魚寝の大部屋ではなく、4人の寝台ベッドの部屋。通路側の部屋なので窓がないのがちょっと陰気くさい。2段ベッドが向かい合わせになっているのではなく、一方の壁側に全て設置されているので、ベッドにいる限りは見知らぬ人と顔を合わすことは少ないのがせめてもの救いか。

添乗員がバスの中で、夜はライトアップされた明石大橋や瀬戸大橋など3つの巨大な橋をくぐりま〜す!と言っていたが、真っ赤な嘘である。このさんふらわあは、大阪南港を出ると瀬戸内海の航路を使わず、室戸岬から太平洋に出て九州に向かうからである。

フェリーの中は至って快適。心配された揺れやエンジン音も慣れてしまえば大丈夫。酔い止め薬の世話になることもなかったのである。夕食、朝食のバイキングも申し分ない。飲み物にはコーヒーやジュースまであったし、ケーキやフルーツも食べることができたのである。満足満足。ただ、レストランは最上階にあるため、多少揺れが感じられるのが難点か。

大浴場の湯船の中は水に浮く感じなので、船が揺れると身体もそれにつられて浮き上がってしまうという経験が味わえる。ただ、それほど揺れがひどくなかったのがちょっと残念。ときおり浴槽の縁から水がこぼれ落ちる程度の揺れだったのだ。

船の中を探検し、夕食を食べ、お風呂に入っていたら あっという間に寝る時間になった。

明日の朝はいよいよ鹿児島だ。 おやすみ〜〜