やまとの少しニッチな日記

徒然なるままに~自分の体験談を中心に、思ったことを綴っています。

今日は閉幕1周年

2005年9月25日。ちょうど今日から1年前。
愛知県長久手町で開催されていた愛・地球博が閉幕した日である。

あれから1年・・・。

時が経つのはこんなにも早いものか。半年後には、愛・地球博開幕2周年を迎えてしまうのだ。

今日、NHKテレビで夏川りみの「ココロツタエ」を放映していた。そこには、歌をBGMにあの地球博のいろんなシーンが映し出されていたのだ。懐かしいシーンもたくさんあり、また、いろいろと思い出してしまったぜ。(T.T)

この3日間、名古屋周辺では博覧会協会主催でいろんな行事が行われていた。博覧会跡地のモリコロパークでも、ロボット展示などがあるようだ。
昨日、名古屋市熱田区センチュリーホールで開催された「愛・地球博大復活祭」では、愛・地球博の閉会式で松浦亜弥が歌った「Friends Love Believing」の合唱でフィナーレを迎えたらしい。
今でも、閉会式をビデオで見ることがあるが、この歌を聴くと閉幕日の25日、早朝からゲートに並び、愛地球広場に席を取り、1日中そこで過ごした事を思い出して泣けてくるのだ。

そういえば、あの時お隣にいたカップル、今頃どうしているのかな。
ビニールの敷物が風で飛びそうだからと、わざわざ重しとなる物を置いてくれた親切なカップル。見知らぬ人の敷物だったのにだ。

1日中隣にいて過ごしたので何度か会話を交わしたものの、その場限りの一期一会の出会いでした。

愛・地球博もいよいよフィナーレを迎えるというとき、愛・地球広場にいる人達同士が手をつなごうという呼びかけがあったのです。そのときは、ビデオカメラでコンサートや周りの景色を撮るのに一生懸命で参加はしなかったのですが、なにもかも終わって脱力感がどっと出て、いよいよ終わりだなぁ・・と思って帰り支度をしていると、隣に座っていた男性が「さっきは手をつなぐことができなかったから」と握手を求めてきたんです。
僕からは握手を求めることは絶対にあり得なかったので、正直言って嬉しかったですね。こんなふれあいができる万博が大好きでした。テレビで放映される外国館のアテンダント達を見て、本当はもっともっと人との交流をしたかったのです。しかし、人見知りする性格なので、意気込みとはうらはらに自分一人だけで過ごしてしまったことについて少々後悔していただけに、最後の最後にこういう形で実現するとは夢にも思わなかったです。

あれからちょうど1年。彼らは今、どこでどんな生活をしているのでしょうか。あの時、彼からの言葉がなかったら、こんな素敵な想い出も残らなかったでしょう。声をかけてくれてありがとう、そして想い出をありがとう・・・。


今日、博覧会協会が頒布する愛・地球博のDVD映像を申し込みました。1枚1700円です。見て、聞いて、触って、体験した愛・地球博を、もう一度見つめ直すつもりです。