やまとの少しニッチな日記

徒然なるままに~自分の体験談を中心に、思ったことを綴っています。

 終戦記念日って?

今日は夏休みの最終日だった。明日から学校が始まるので、入場者数はガクッと落ち込むかなぁと思っていたが、意に反してなかなかの好調ぶりである。おかげで、今日もパレード2の開催は見送られたようである。

さて、終戦記念日と聞いて、あなたは何を想像するだろうか?

イラク戦争?それとも日露戦争? 人それぞれ違うと思われるが、大抵の日本人であれば第2次世界大戦(俗に言う太平洋戦争)を想像するに違いない。

では、その第2次世界大戦が、イタリアやドイツの降伏に続いて、日本の降伏で終結となったが、この第2次世界大戦の終戦日はいつなのでしょうか!?


日本では、終戦記念日というと8月15日であり、今年の新聞を見ていると、8月15日が60年目の終戦記念日と書かれていた。学校の授業でも、終戦記念日は8月15日と習った記憶がある。

で、先日、愛・地球博瀬戸会場に行った時の話。
市民パビリオンの2階では様々な展示を行っているが、その中に世界の歴史の教科書を展示してあるブースがあった。

何気なくそのブースを見ていると、各国の第2次世界大戦が終わった記述が日本の教科書とは少し違うことに気づいたのだ。

そりゃ、敗戦国である日本の教科書と、日本軍の支配下におかれていた東南アジアの国々の教科書では視点が異なるため、記述も異なってくるとは思っていたが、例えば、『太平洋戦争は、アメリカ軍によって8月6日に広島、9日に長崎に原爆が落とされ、14日、日本の降伏によって終わった。』と書かれていたのである。

ん? 14日!?

時差の関係かな。でも、長崎や広島の原爆投下日はあっているしな・・・。
しかし、他の国の教科書をみても、同様に14日に戦争は終わったと書かれているのである。


8月14日って何の日??

『1945年8月14日 ポツダム宣言受諾を再度連合国に通達』 

なるほど。どうやら、日本は14日にポツダム宣言を受諾しており、その時点で日本軍の降伏で終戦とみている国があるようなのである。

でも、ポツダム宣言の受諾って14日だったの?
もしかすると、学校の授業では14日として習ったのかもしれないが、今までずっと8月15日がポツダム宣言の受諾による終戦日だと思っていた僕にとっては、ちょっとショックを受けたブースでもありました。



今でも毎年8月15日は終戦記念日として、正午になるとサイレンや黙祷が行われます。

ポツダム宣言の受諾日や降伏文書の調印日より、この8月15日が終戦記念日として日本では一般的なのは、やはり玉音放送という、天皇自ら敗戦・降伏を告げる放送があったからなのでしょうか。

各国の歴史の教科書の展示ブースを覗いてみただけで、こんなにも考えさせられるとは・・・、市民パビリオン恐るべしである。



公式入場者数(31日最終)
入場者数: 148,138人
総入場者数: 16,922,824人