新聞によると、愛・地球博の長久手会場の夜を盛り上げるイベントがいくつか紹介されていた。
そのイベントの目玉となるのがモリゾー、キッコロが登場する電飾パレード。午後８時３０分から９時までの間、グローバルループを約半周するというもの。
電飾パレードの詳細はわからないものの、発光ダイオードで飾ったオープンカーにモリゾーとキッコロが乗車、グローバルトラムに外国パビリオンのアテンダント達が乗車して後に続くという計画らしい。
ディズニーランドばりの演出で夜間入場者を楽しませる考えだそうだが、エレクトリカルパレードと比べるにはあまりにも酷な内容かも・・・。
また、会場内北西に位置する大観覧車近くの円形広場にはビアガーデンを開設し、数日ほど、広場を野外ディスコにもするらしい。ディスコの音量は民家に配慮して控えめにするとか・・・。
野外ディスコで音量控えめって・・。チークタイムか？ ＾＾；
このディスコ、会場内の民間パビリオンのアテンダントがそれぞれのコスチュームを身にまといながら大勢が参加していただけると、それなりに盛り上がるような気がするのだが。
もともと都会から外れた場所での万博であり、パビリオン関係者達が夜あそべる場所が少ないというらしいから、いっそのことこのビアガーデンとディスコで日頃のストレスを発散させていただけたらと思ってしまいました。
パビリオンの制服姿でのディスコって、想像しただけで楽しく思えませんか？
さらに、この円形広場までの道のりには、神戸ルミナリエを意識した電飾を施し、カップルにもロマンチックに歩いてもらいたいらしい。
もともと夜は暗い場所でもあり、電飾によって多少歩きやすくなるのは歓迎である。
このようなイベントの開催は、夜の客を増やして午後１〜２時ころの混雑のピークを緩和するのが狙いだそうだが、狙いどおりに混雑緩和になるとは思えないのだが。
せっかく、今なら８時から始まっている「こいの池イブニング」を見ている人の途中退場で分散が図られているのに、北ゲート付近でパレードを見てからと９時頃までいる人がかなり増えそうな気がするのだが、いかがだろうか。
そうなると、博覧協会が一生懸命になって呼びかけている「一時期に集中して帰宅するとゲートが混雑し、リニモも待ち時間が長くなってしまうので分散して帰りましょう」というアナウンスが余計虚しく感じてしまうんだけど・・・。
開催期間は７月下旬から８月上旬までの設定らしく、期間限定イベントとなっている。入場者数も順調に伸びているが全期間入場者が多いため入場料収入が思っているよりも伸びないため、それならば滞在時間を増やして会場内でお金を使ってもらうようにするのと、人の流れを比較的空いている会場北西部にもっていって、場所が悪いと不満を訴えている飲食店の不平緩和とついでに７００円もする大観覧車にも乗ってもらおうという意図が見え隠れしているというのは僕の思い過ごしだろうか。
公式入場者数
(10日最終)
入場者数：120,620人
総入場者数：7,196,073人
