やまとの少しニッチな日記

徒然なるままに~自分の体験談を中心に、思ったことを綴っています。

 愛知万博のパーク&ライドについて 

万博会場へのアクセスについて考えてみると、名古屋駅から少々離れていることと、会場に隣接しているリニモの混雑乗車を避けるためには、自家用車を使うのが一番の解決になると思われる。そのせいか、はじめから万博会場には自家用車の駐車場は作らず、会場周辺の6カ所に設けられた駐車場からのパーク&ライド方式になっています。

この駐車場の駐車料金は普通車が3000円です。高いですね。。。。
さらに、ここからシャトルバスで会場まで往復する必要があります。駐車料金には、この往復のシャトルバス代が含まれているため、新たな出費が必要になることはありません。

しかしこのパーク&ライド方式、ぼくが見た限りでは少々問題があるように思えます。

一番のネックとなるのが、バスの運行時間です。駐車場は8時に開門するのですが、そこから会場へのシャトルバスの始発便が8時40分頃なのです。折角早く駐車場についても、開門まで待たされ、さらにバスの始発まで待たされ、ようやく会場についた頃には団体バスで西ゲートに直接到着している団体客で既にごった返している状況になっています。

いくら朝早く家を出発しても会場に着くのが9時頃では、ちょっとガッカリしてしまいます。しかも企業パビリオンの集中している北ゲートにはシャトルバスは着かないため、主に西ゲートからの入場になってしまいます。

これでは、朝早くから入場して整理券をもらったり、空いているアトラクションを楽しんだりするということが難しくなります。特にこれからの季節は団体旅行客が増えてくるため、午前8時30分前になりますとゾクゾクと観光バスが駐車場に入ってきて、あっというまに西ゲートは人であふれかえってしまいます。

また、帰りの時間も意外に早い時間帯に最終便がでてしまいます。会場内は21時30分が閉場時間なのですが、9時40分が最終便としてシャトルバスが出てしまいます。遠くから遊びに来た人は、少しでも長くいたいと、名残惜しそうに会場を後にしたいのですが、最終便が出てしまっては話になりません。あわてて、走るようにしてバス乗り場に向かう羽目になります。

さらに、高速を使うシャトルバスは座ってこれるという利点がある反面、1台に乗れる定員が決まっていることから、バスに乗りきれずに長時間の待ち行列ができる可能性が非常に高いこともネックとなっています。

もし、万博会場に駐車場があったとしたら・・・。
駐車場の開場と同時にゲート前に並ぶことは可能であるし、帰りの時間も多少遅くても車までたどりつけるという安心感が生じるでしょう。

3000円という駐車料金に対する批判もありますが、ゲートの開門時間やバスの始発時間が遅いことや使い勝手が悪いことが手伝って、不満がどんどんと募ってくるのだと思います。

多分、一度パーク&ライド方式で行かれた方は、このような欠点があるのを知ってしまうため、何とかして他に上手い方法はないものか・・・と考えてしまうのでしょう。
最近、民間駐車場を探している方をよく見かけます。僕のブログにも、愛・地球博と民間駐車場をキーワードにして検索された方がたくさん見にこられます。

本当は、自家用車を使わずにJR往復割引切符というのを使って八草駅からリニモに乗車して会場入りするのが、安くてそれほど混雑することがなく、ゴンドラ割引もついているからお勧めなんです。

ただ、今後入場者数が増えて来た場合、これらの公共交通機関の待ち時間や混雑状況も条件的に悪くなる一方なので、最終手段としては民間駐車場に頼るしかないのかもしれません。

その場合、条件の良い駐車場は1日5000円であったとしても希望者が殺到するのではないでしょうか。やはり、便利さに慣れてしまっている人達からすれば、お金と引換で時間が買えれば安いものだと考えてしまうのではないでしょうか。

万博協会も、パーク&ライド方式の欠点を修正して早く次の手をうたないと、大変なことになってしまうことをもっと自覚をもって知って欲しいと思います。


公式入場者数:85,056人(4月19日21:30 最終) / 総入場者数1,722,223人

本当は、今日、万博に行きたかったんだ。なぜならば、オランダのナショナルデーだったんです。ハウステンボスファンの僕としては、この日に行くことを予定していたのですが、仕事の都合がつかず休めませんでした。。。
_| ̄|○