やまとの少しニッチな日記

徒然なるままに~自分の体験談を中心に、思ったことを綴っています。

新NISA、クレジットカードによる積立限度額を月10万円に引き上げるニュースを見て

 2023年10月19日のブログにて、『新NISAではSBI証券一択だ』と主張している経済専門家の意見を取り入れて、楽天証券からSBI証券へ乗り換えた話を書いた。ところが、ひとつだけ楽天証券のほうが良かったなぁと思う点があって、それは毎月10万円分の積立枠で購入した際にもらえるポイントが、楽天証券のほうが多いと思う点である。

 クレジットカードによる購入限度額は共に5万円で同じだったのだが、楽天証券は残りの5万円を楽天キャッシュで支払うことが可能だったため、楽天カードでチャージする際のポイントがもらえるというメリットがあった。

 まあ、そのことは知っていたけれど、投信残高ポイントプログラムではSBI証券のほうがメリットが大きかったので、『新NISAではSBI証券一択だ』という声につられて、乗り換えたというわけだ。でも結局このメリットも、楽天証券がより有利な商品を販売したことで、SBI証券のメリットがなくなってしまったんですけどねー。

 と、ここに来て朗報が。

 なんと、3月8日に金融商品取引業等に関する内閣府令が改正されたことにより、クレカ積立の上限額が月5万円からつみたて投資枠の上限である月10万円に引き上げられることになったとのこと。

 私の加入しているSBI証券でも、早速クレカ積立の上限額を引き上げることに対応するということだ。ただ、積立設定可能額引き上げの実施時期や、引き上げ実施後のポイント付与率などについてはまだ決まっておらず、決定次第の案内になるとのこと。

 まあ、これで楽天証券との間にあった差が無くなったので、やれやれだと思ったのもつかの間。楽天証券から出されたニュースを見てビックリしてしまった。

 楽天証券は早くも今月10日以降の積立設定分から上限額を10万円に引き上げるとのこと。さらに、クレジット購入分のポイント付与率はこれまでと変更なし。さらにさらに、楽天キャッシュによる購入もそのまま残したため、成長投資枠も利用することで合計で15万円分の購入金額に対してポイントが付与されるとのこと。

 これらには参った。是非とも私が乗り換えたSBI証券でも、4月購入分から10万円までクレジットカードで購入できるよう、引き上げの実施時期を速やかに発表して欲しいし、その際には、マネックス証券みたいに付与率を低く設定するのではなく、少なくとも楽天証券やauカブコム証券と同じように、現状維持の付与率としてほしいものだ。

 さもなければ、楽天証券との差が開く一方だし、『新NISAではSBI証券一択だ』という意見を鵜呑みにして、このような失態を招いてしまったことをずっと後悔してしまうじゃん。

 でも・・・、私はいつも『じゃない方』を選んでしまい涙を飲んでいる悲運の持ち主だということも自覚しているので、今回も期待しないで諦めたほうがいいのかも。