少し前から、旅行に出かけるのに最高の友となるキャリーバッグ(スーツケースとも呼ぶ)を探していた。
事の発端はこうだ。
前々から使っていたキャリーバッグは、とてもよくできたものだった。コンパクトで取り回しもよく、何よりも軽いし、横型タイプなので高さがそれほどなく、電車やバスの乗降時や階段の昇り降りでは、ひょいとそのまま持ち上げるだけで良かった。コインロッカーも余裕で入るので、その他の鞄も一緒にしまうこともできる優れものだった。
たった2つの欠点を除けば。
欠点その1
当然のことながら容量が少ない。冬場になり冬服の着替えが場所を占領するようになって、他の物が収納できなくなった。
欠点その2
もともと横型なので、いつでもどこでもキャスターが下になる。乗り物の中で油断していると、スルスル~っと他人の足に向かって走り出してしまい、冷や汗をかくことが何度かあり、これには閉口していたのだ。
欠点1については、別のキャリーバッグで難をしのいでいたのだが、さらに寒くなってくるとダウンのベストを入れたり、厚手の長袖シャツに長ズボンの着替えを詰めていくとなると、これまた収納に苦労することに。
ちなみに、このキャリーバッグにも欠点がある。
欠点その1
乗り物に乗った時などに横に寝かせて置く場合、台座がないので側面が汚れてしまう。
欠点その2
階段の昇降時に横にして持とうと思っても、取っ手がないので不可能。
欠点その3
ソフトケースなので、外部からの圧力に弱く、記念写真やパンフレットが変形してしまう可能性がある。
じゃじゃ~ん!!
というわけで、これらの欠点を補うことができるキャリーバッグを探していて、条件にぴったりなのを見つけたので早速注文してみた。
ちなみに出した条件がこれ。
条件その1
外寸は飛行機の機内持ち込みサイズ以内であり、かつ今まで使っていたのよりも大きい容量であること。容量は40リットル以上が望ましい。
条件その2
帰りに土産物などで荷物が多くなることにも対応できるよう、容量を拡張できること。
条件その3
写真やパンフレットの収納ができるよう、ハードケースであること。
条件その4
海外旅行にも対応でき、鍵を使わずに施錠できるようにダイヤル式のTSAロックがついていること。
条件その5
4輪の静音キャスターでできれば車輪が大きくてダブルであること。
条件その6
横にして持てるよう、取っ手がサイドについていること。
条件その7
高い位置から取り出しやすいよう、底に手がかけられるようになっていること。
条件その8
キャスターにストッパーがついて転がらないようにできること。
条件その9
フロントオープンになっていて、空港や駅やホテルフロントなどで、書類の出し入れが簡単にできること。
条件その10
購入予算として概ね3万円程度に収まること。
それほど、大した条件を付けてないって?
いやいや・・・結構探すのに苦労したんだけどな。
で、届いた商品をみて、早速使ってもいないのに、『これは失敗したな』って思ってしまったのである。
その理由は・・・
長文になってしまうから、また後日(笑)