やまとの少しニッチな日記

徒然なるままに~自分の体験談を中心に、思ったことを綴っています。

なすの誤算

なすじゃないほう

 今日はなすのお話。

 「なす」と言えば、秋ナス、長ナス、なすび等々の話題がこのブログには登場しているが、その「なす」の話ではない。

 もちろん、天皇の避暑地として知られる那須御用邸がある栃木県の「なす」でもない。あ、そういえばまだこの那須高原行ったことがないんだよなー。今度、いってみようかな。

 じゃあ、どの「なす」なのかって?

 Network Attached Storageの略語である「NAS」のことなのだ。

 は?いや、わからん。「NAS(ナス)」ってなんだ?

 って思われた方用にちょっとだけ説明を。

 NAS は、ネットワーク上に設置された記憶装置を指し、ネットワークHDDとも呼ばれているもので、もっともっと簡単に言うと、写真や音楽や書類などの電子データを保存しておく場所(ハードディスク等)のことで、パソコンとネットワークでつながっている機器のこと。

 

 話は長くなるのでしごく簡単に言うと、最近旅行に行くことが増えてきて、写真もいっぱい撮るようになって、さらにスマホでも撮影することが増えてきたこともあって、写真を保存しておく場所が足りなくなってきたんですね。

 本棚に例えると、本の冊数が増えすぎて収納しきれなくなり、棚は本がぎゅうぎゅう詰まっていて、本と棚の隙間にも横向きに置いていたのが、これもいっぱいになりつつあり、これ以上本が増えたら本棚に収まりきれないというような状況です。

 旅行に行くと写真を撮りまくるし、定期的に音楽を録音しているから毎週データは増え続ける一方なので、NASの容量の拡張を図ることにして、思い切ってハードディスクを購入したのが昨晩のこと。

 これまで3TBのハードディスクを6個使ってNASを構築していたのだが、3TBのハードディスク1個を6TBのハードディスクに交換すれば、容量が少しだけアップして2年程は持つのではないかと皮算用

 ハードディスクは近年、ものすごく値上がりしたらしく、昔ならば大容量化に伴ってだんだんと値段が落ちていくのが常識だったのに、4年前とほとんど変わってないじゃないですか。まさか6TBのハードディスクを1個買うのに、2万円もかかってしまうとは。ちょっと想定外の買い物でした。

 で、ナスのハードディスクを1個交換するのに30時間程度かかるので、明日、旅行に行く前に仕掛けておいたら、帰ってくるころには容量が増えているだろうなと思って交換手順書を読んでいたのだが・・・。

 NASの取扱説明書を読むと、どうやらハードディスク1個の交換では容量が増えないみたいなことが書いてある。

 それからというもの、いろんなサイトを調べてまわったが、今の僕のNASの構成では、6個すべてを交換してからでないと容量が増えないということがわかった。

 ガ~~ン!!

 たぶん脳内ではこんな音が鳴ったのではないかと思う。2万円×6個で12万円。本体NASの容量を増やせば、当然バックアップ先のNASの容量も増やさなければならない。これにも6個のハードディスクを交換してとなると、さらに12万円の出費だ。もはやこれは大きな誤算だったというしか他ない。

 お急ぎ便で購入して今日の午前中に届いた6TBのハードディスク。

 

 どうする!? 

 考えはまとまらなかった。

 

 荷物は開封されることなく、今も手元にある。

 

今日の午前中に届いたハードディスク