やまとの少しニッチな日記

徒然なるままに~自分の体験談を中心に、思ったことを綴っています。

株価が冴えない楽天グループだが、株主優待でもらえるeSIMはちょっとだけ欲しかったのだ

楽天グループ

 逃した魚は大きかったのか。

 この一年間、楽天グループの株価は冴えなかった。年の前半は700円を超えた時期もあったけれど、日経平均株価が年初から30%程上昇するなかで、年後半は550円を挟んでほぼ横ばいで推移していたのだ。

 その楽天グループが、年の瀬迫る12月26日に株主優待を突然発表。その内容は楽天モバイルで使える月30GBのデータ通信専用eSIMを提供するというものだった。

 僕は楽天モバイルのユーザーなので、そのデータ通信専用eSIMが欲しかった。そう、この発表を見た瞬間、喉から手が出るほどに。

 でも、優待内容をIRサイトでよく読んでみると、100株を買った場合は利用期間が3か月間のデータ通信専用eSIMが提供されるとのこと。楽天グループの株主優待は年に1回しかないから、残りの9か月はデータ通信回線を維持しようとすると自腹を切るしかないのである。どうやらこのeSIM1枚で、四六時中ネット回線が必要となるタブレット端末機の用途として使えるわけではなかったのである。

 まあ、それでも30GBがたったの3か月とは言え、株主優待としてもらえるのであればそれに越したことがないので、お試しとして26日の終値よりも少しだけ安い565円で買うことにして翌日を待つことにした。

 「この価格で買えたらラッキー」という軽い気持ちでいたのに、なんと翌日の株価は565円まで下がったようである。僕の携帯に565円になったというアラームも届いたし、サイトの最低価格欄には9:03に565円と記録されているので間違いない。

 「おお!!買えちゃったのかい。」ドキドキする心臓の鼓動を押さえつけながら、約定情報を見てみたが、買えたという記録が無い。どうやら、565円という最低の株価を付けたものの、それほど取引量が多くなかったようで、僕の注文した100株は約定していなかったのである。

 その日の楽天グループの株価は言うまでもなく、僕が買わなかった株は上昇するという法則に従って、どんどん上昇していったのであった。

 「明日は権利落ちだから、めちゃめちゃ下がってしまうに決まっているさ」

 そう、強がりを言って今日を迎えたわけなのだが、なんと僕の予想に反して、権利落ち日となっているにも関わらず、株価はぐんぐん上昇して、昨日よりもさらに10円も高くなってしまったのである。僕の指値から19円(3.3%)の上昇だ。

 なんでこうなるの!?

 これって、一度は自分の釣り針にかかった魚が、見事に振り切って逃げて行ったような感じがして悔しいんだけど。

逃がした魚は大きい

 さて、この楽天グループの株価、これからどう推移していくのか。

 もしかすると、「逃がした魚は大きい」ということわざどおり、いつまでも僕の心の中で後悔の念として残ってしまい、思い出すたびに臍を噛む思いをしつづけるのか。

 いやいや、楽天モバイルの負担が大きくてこのままずるずると経営難に陥ってしまい、それに伴って株価も565円を大きく割り込んで塩漬け株になっちゃうのか。

 

 どっちになるのがいいかって?

 

 そんなの、精神安定上、後者に決まってるじゃん!