やまとの少しニッチな日記

徒然なるままに~自分の体験談を中心に、思ったことを綴っています。

四国グリーン紀行の魔力に憑りつかれた!23,000円の元を取るには?

  四国グリーン紀行のその恐ろしいほどの魔力に憑りつかれてしまった僕は、御多分に漏れず、いかにしてこの切符の持つポテンシャルを上げて23,000円の元を取ろうか、いや元を取るだけではない。いかにしてお得度を増そうかと、こればかりを考えていろいろと策を練り始めたのだ。

 この切符で四国内の観光列車に乗車できるという利点を最大限生かすため、できるかぎり多くの観光列車に乗ることをルール化した。

 この観光列車、調べれば調べるほど面白そうな列車なのだが、走っている便数が極端に少なく、運行日にも注意しなければならない。

 四国グリーン紀行の持つ4日間をフルに活用しようとすると、四国スタートで四国終わり、つまり中日4日間は四国に滞在しなければならない。となると、予約した松山発中部国際空港行のANA便は昼の便だから、四国グリーン紀行の4日間に含めるのは得策ではない。また、初日はロケットスタートを切りたいので、四国入りはできる限り早い時間にしたほうがいい。しかも安価にだ。

 で、出した結論はこうだ。

 四国グリーン紀行を使う前日の夜に、名古屋ー丸亀間の夜行バスに乗車して、早朝に四国入りを果たす。そこから4日間フルに四国グリーン紀行を使い倒して、最終日は松山市宿泊とし、翌日の朝に松山城を観光してANA便で帰るというプランだ。

 あとはここに丸亀城宇和島城高知城現存天守の訪問を入れていくわけだが、せっかくグリーン車に乗れるチャンスなので、できる限りグリーン車を使った旅にしたいという欲も出てきた。

 もはや、「現存天守を巡る四国観光旅行」という大義名分なんて糞くらえの様相になり下がってしまい、ただの「列車に乗る4日間の旅」になった事はやむを得ない結果だ。

 その策定に要した時間は、ゆうに3日間はかかっただろう。何度も何度も「乗換案内」を駆使して練り上げていったのであるが、決して僕は鉄道マニアではないことだけは言っておく。