もうあれから半年も経ってしまった。
これから書く内容は、今から半年前の出来事。僕の記憶の片隅に眠っているハウステンボス一人旅の様子を、頭の中から絞り出すように思い出して書いたものだ。
したがって、季節は春だし、今はやっていないイベントもあるし、何と言っても記憶が定かでないことも多々あって、その信ぴょう性は保証しないんで悪しからず。
時は令和五年の春。折しも、ANAのめちゃくちゃ安いフライトの販売作戦にまんまと乗せられて購入した中部国際空港ー長崎空港の往復切符。往路は三重県から空港までのバス便があるのだが、帰りは中部国際空港に到着する時間が遅いため、最終バスに乗ることができない。従って、最寄り駅まで電車で帰ってきて、そこから駐車場までてくてくと夜道をあるく羽目になる旅行なのだ。
いやいや、行きはよいよい帰りはこわい・・。
有名な通りゃんせの歌詞の一部であるが、この帰りはこわいという部分、子ども心に「帰りは怖い」とずっと思っていたのだが、歌詞に出てくる「こわい」は「怖い」という意味ではないという説があるようだ。もう少し詳しく解説すると、「こわい」というのは方言で、「だるい」とか「疲れた」という意味があるとのこと。
僕の場合は、駅から駐車場までの間の夜道を歩くので、「怖い」という気持ちがあるし、さらに長期間の旅行から帰ってきて夜も遅いので「疲れた」という意味もあるので、両方だ~!!(笑)
ANAに乗るのは久し振りだった。今までカードをタッチして乗れていたのに、スマホのアプリで搭乗するように変わっていた。スマホ、持ってて良かったぜ。。。しかし、スマホの画面にQRコードがずっと表示されているわけでもなく、時間が経つと画面が消えてしまうので、混雑している時にはちょっと気を使ってしまう保安検査場なのである。その点、カードをかざすだけで乗れた以前のほうが気が楽だったなと思った。
長崎空港に到着してからバスに乗車するまでの間、少しラウンジで休憩。
それからハウステンボス方面に向かう路線バスに乗り込む。バスは1時間程で到着。到着してからハウステンボス年間パスポートを発行するため、受付窓口に向かった。
今回の滞在は6日間。場外ホテルに宿泊するので毎回入場券が必要になる。入場料は7,000円なので、22,000円で年間パスポートを購入したほうがお得なのだ。
11時過ぎにハウステンボスに入場。とにかく、10年振りのハウステンボスということで、場内を歩き回って、どのように変わったのかをこの目で見て楽しむことにした。
今回、ハウステンボス歌劇団が大きな劇場に引っ越しをしたということで、早速観に行くことに。
んー、なるほど。
この建物、その昔、JRAの場外馬券売り場として建てられたものである。どうやらここをハウステンボス歌劇大劇場として改修したようで、ハウステンボスからの入退場ゲートもなくなっていた。
ハウステンボスで走っていたクラシックタクシーが、こんなタクシーになっていた。目的地まで走ってもらえたり、場内一周の観光にも使えるらしい。目的地までなら、一人300円で、場内一周ならば30分一台3000円と、看板に書かれていた。
タクシーの後ろに見える、カラフルな玉子型のモニュメントは、「フラワーフェスティバル・花と光のイースター」の飾りつけだ。ちなみにこのイベント、2月25日から4月28日までの間、開催されていたのである。