ここ、東京ディズニーランドでは・・・違った。(;^_^A
ここ、ハウステンボスでは、9月15日から11月5日までハロウィーンフェスティバルが開催されている。
今年のハロウィーンナイトウォークはスケールアップされているし、秋のグルメ祭・ワイン祭も運河沿いで開催されているし、スペクタクルランタンナイトショーも内容を一部変更して延長されているし。行った事ないから詳細は知らんけどな。
そこに来て、こんなニュースが飛び込んできた。
「ハウステンボス、24年春に乗り物系の新アトラクションを導入へ」
なんでも、今後4~5年をかけてアトラクションを中心に数百億円を投資する成長戦略の第1弾で、入場者数の大幅増を図るらしい。
え!?ビックリするようなニュースである。
新アトラクションの導入は、これまでにも何度も実施されていることなのだが、いかんせん内容がしょぼい。既存の建物や構造物を再利用したような新アトラクションだから、没入感が乏しい。今流行りのVR物もしかりだ。
まあ、300万人っていう目標値は、開業してからしばらくの間は300万人を超えていたし、HIS傘下時代にも300万人を超えた年もあったので、コロナ禍から順調に回復すれば無理ではない数値だと思うけれど、入場者ありきではなく、楽しく過ごせられるテーマパークがいいな、と個人的には思っている。
それで思い出したのだが、ハウステンボスでは10月8日よりパレスハウステンボスやその周辺エリアを使い、「ホーンテッド・ハロウィーン」という、夜になるとゾンビたちが出てくる過激な演出があるようだ。
少し前に『闇のハウステンボスはじまる』とだけ宣伝していたので何が始まるのかとすごく期待していたのに、またゾンビかいな。10年前にも同じようなゾンビをテーマにしたアトラクションがハウステンボスに登場して、あまり僕の好きだったハウステンボスらしくないなって思っていたくらいだから。
で、たまたま大阪のUSJのホームページを見ていたら、同じようなゾンビがいるじゃないですか。しかも、随分前から・・・・。あれ、ハウステンボスのゾンビとよく似た雰囲気だな。
いろいろと調べていたら、面白いことがわかってきたのだ。
大阪USJでゾンビに扮したスタッフが徘徊する、画期的なイベントとして始まったハロウィン・ホラー・ナイトは、当時USJにいた森岡 毅氏が行った施策であり、その森岡氏がUSJ退社後に設立した「刀」が、ハウステンボスのマーケティング支援を行っているということが。
USJにおいて、「大声で叫んだり熱狂しても許される空間を提供しよう」というコンセプトで企画され、費用のほとんどをスタッフの人件費で賄い、新たな設備投資を殆どしなかったにも関わらず、莫大な動員数を記録したあのハロウィン・ホラー・ナイトを、ここハウステンボスにおいて形をかえて実行するんですね。
折しも、この「ホーンテッド・ハロウィーン」開催中にハウステンボスに行こうかと考えているので、ハウステンボスを変える起爆剤に成りえるものなのかを知るチャンスかも知れないな。