やまとの少しニッチな日記

徒然なるままに~自分の体験談を中心に、思ったことを綴っています。

今日は雨が降ると思われたので、みえ生活衛生サービスクーポンについて考えてみました

 

 

 今日は台風の影響からか、午前中は雨降りの予報でした。

 たとえ雨が止んできたとしても、家庭菜園はぬかるみにはまり込むので無理だと判断。庭の草取りは雑草が濡れていると手袋が濡れるので気持ち悪くてこれも無理。

 だとすると時間を有効に使おうということで昨日から理容店に予約を入れておいた。

 前回利用したのは2月末日。そこから数えると3か月ぶりだ。会社に行かないので、頭髪が伸びていてもさほど気にならない。ただ、最近は暑苦しくなってきたのと、もうすぐ沖縄で泳ぐ予定なので髪の毛は短いほうが早く乾くからメリットも大きく、今日の予約に至ったのである。

 で、とっても気になっていたことを店主に確認してみた。

 『例の、みえ生活衛生サービスクーポンは僕以外にも使う人いたの?』

 返ってきた答えは

 『あなた一人だけでしたよ』

 やっぱりな。

 まあ、2月末に行ったときにまだ利用者は誰もいなかったんだから、当然といえば当然だと思うし、田舎の理容店を利用するのはほぼ常連客で、しかもご高齢の人が多数占めているような店では、このクーポンの存在を知らなかったのではないだろうか。

 ちなみに三重県民限定ってなっているけど、他の都道府県では同様なサービスは行われなかったんだろうか?てっきり全国的に行われているものばかりと思っていたのだが。

 こんな感じの事業、他の県でもありましたか?

 もしくは三重県でこんな事業を行ったことを知っていますか?

 

 ちなみにこの事業について三重県のホームページにはこう記載されているので、興味がある方はどうぞ。

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 物価高騰等の影響を受けている県民の方を支援するため、生活衛生関係営業施設(理容室、美容室、クリーニング店、公衆浴場)で利用できるクーポン券を配布し、公衆衛生の確保を図る「みえ生活衛生サービスクーポン事業」(以下、「クーポン事業」という。)を行います。
 クーポン事業の実施にあたり、県民の方からのクーポン券の配布に関する申請受付を開始します。

1 クーポン券について
  (1)配布対象者:三重県在住の方
  (2)発行予定数:680,000セット
  (3)1,000円以上で利用できる500円割引券を2枚1セットとして配布
  (4)1人当たり4セットまで申請可能
  (5)1人当たり4セットまで同時利用可能、ただし、利用額の半額以上を本人

     が負担すること。
  (6)お釣りはでません。
  (7)申請者多数の場合は、抽選となります。
  (8)クーポン券利用可能期間は、令和5年1月上旬から2月末まで

2 申請期間
   令和4年12月5日(月)から令和4年12月24日(土)まで

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 簡単に言えば、理容室、美容室、クリーニング店、公衆浴場の4つの業種のお店で使える最大で4000円分(500円×8枚)のクーポン券を三重県に住んでいる方を対象に抽選で配布します。使える期間はクーポン券が手元に届いてから(1月上旬予定)2月末までで、支払い額1000円毎に1枚のクーポン券が使えるよっていう感じ。

 

 こう書くと魅力的なクーポンのように思えるけど、三重県にある4つの業種のすべての店で使えるわけではない。あくまで登録されているお店だけなのだ。理容店やクリーニング店や公衆浴場って、地元密着型店舗じゃないの?って思うから、日ごろから来店客は決まっているよな。逆に言えば、自分が普段行っているお店が登録されていなかったら、クーポンを使うために違う店に行く人がどれくらいいるかってことだと思う。

 そもそも理容室なんて僕の場合は年末に行ったから、期間中にもう一度行けばいいくらい。つまり利用のチャンスは1回だけ。クリーニング店に至っては会社に着ていく背広やワイシャツがあるならまだしも、家庭菜園で使う服装にはクリーニングは必要ないわな。公衆浴場って、1000円以上する銭湯ってあるんかいな。

 ということで、年末に自分が普段いく理容店に行ったとき、この事業の説明を行ない、登録していただいたのでした。

 で、冒頭に書いたようなやりとりだったわけです。

 僕がクーポン券で支払った分のお金は、その後三重県に請求して無事に振り込みがあったということですが、県民を支援するために発行したクーポンとは言え、実際の利用率はとても悪かったのではないだろうかと危惧しています。