やまとの少しニッチな日記

徒然なるままに~自分の体験談を中心に、思ったことを綴っています。

後期「みえ得トラベルクーポン」<令和4年度第1弾>を使ってみた

桐龍座恋川劇団のステージ

 新型コロナウイルス感染症の長期的な影響により厳しい経営状況にある観光事業者を支援するための施策として、GoToトラベルの実施までの間、各県においてはいわゆる県民割という旅行キャンペーンが行われている。

 三重県でも県民を対象に、県内旅行の際に旅行代金を割り引く「みえ得トラベルクーポン(令和4年度第1弾)」が4月5日から実施されたので、早速利用してみた。

 第一弾は、前期と後期で実施内容が少し異なっており、4月15日~28日までの後期だと、宿泊割引額は減ってしまうが、地域応援クーポンが配布されることになっているのだ。さらに、ワクチン接種歴3回または陰性証明等の提示により、地域応援クーポン1,000円分の上乗せ配布があるのだ。

 今回選択した宿泊施設は、カプセルホテル旅籠屋。家から少々遠く自家用車を使わないとちょっと不便な場所にあるけれど「おふろcafe’湯守座」に隣接しているカプセルホテルなので、なんと宿泊日のチェックイン前から、この入浴施設の利用が可能なのである。

 宿泊料金は、館内施設利用券1000円分がついて5100円(税込)。5000円以上1万円未満なので、宿泊割引額は2500円。インターネットの宿泊予約サイトで2600円を支払ってスタート。

 現地では、入湯税の150円を支払って、1000円分の館内施設利用券と上乗せされた2000円分の地域応援クーポンを受け取る。ちょっぴり得した気分になる。

 

夕食のトンテキ定食

 

朝食のパンとコーヒーと牛乳

 この「おふろcafe’湯守座」。入湯税を払っているので一応温泉なのですが、湧出量が毎分バケツ1杯程度なので、豊富な湯量の温泉に浸かっている気分にはなれない。しかし、サウナあり、露天風呂あり、泥パックあり。。。いやいや、大好きなサウナがあるので、もっぱらそれを目当てに行ってもいいくらいだ。

 さらに、「現代の芝居小屋」をコンセプトにしているだけに、昼と夜、大きな舞台では無料で観られる大衆演劇が行われるのだ。芝居あり、歌あり、踊りあり…初めて見たけど、凄かった。何が凄かったかって?そりゃ、おひねりでしょ。って、おひねりっていうのかな、あれ。観客席を立ち上がってするすると舞台に近寄っていき、舞台で踊る役者さんに絶妙なタイミングで福沢諭吉が描かれたお金を着物にピン止めするテクニック。ひとりで3枚挟む人もいる。複数の役者さんに渡す人もいる。。。。いやいや、もうびっくりです。熱狂的なファンなんでしょうかね。年齢は多様でしたが、夫婦で来ているお客さんでも、舞台に近寄る人はなぜかすべて女性だった気がします。

 観客席は予約して席をとることもできますが、予約が入っていなければ、自由に座れる席もあります。また、食事やスイーツも注文することも可能です。

 他にも館内にはくつろげるスペースがたくさんあって、漫画本や雑誌も豊富にあり、ボードゲームまで置かれています。一人なので、ボードゲームはできないので、もっぱら漫画を読みまくっていますけどw

 あと、ホットコーヒーはフリーで何杯でも飲めます。Wi-Fi環境も整っていますし、インタネットができる端末機もあった気がします。

 カプセルホテルに宿泊している人は、清算を済ませたうえで昼間に外出もできますので、近くの飲食店で外食することも可能です。

 朝の10時から深夜2時まで入浴可能。宿泊しているので、そのままチェックアウトの9時まで館内にいることもできますが、せっかくカプセルホテルを予約しているので、夜中の3時過ぎにカプセルホテルで少しだけ寝て、翌日は館内で買ったパンと牛乳、それとフリーのコーヒーで簡単な朝食を済ませ、チェックアウトしました。

 滞在経費は、昼食、夕食、朝食。3000円分の金券で賄えられる範囲だったので、ほとんどお金を使うことなく、サウナと漫画を満喫することができました。

 家から少し遠いけれど、月1回程度は利用してもいいかなと思える場所です。