やまとの少しニッチな日記

徒然なるままに~自分の体験談を中心に、思ったことを綴っています。

みえ旅プレミアムキャンペーン始まりました

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伊勢忍者キングダム

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鳥羽水族館

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パルケエスパーニャ


三重県民限定のキャンペーンです。
「三重で泊まって、買って、使って地元三重を応援しよう」というキャッチフレーズで、県民に身近な観光を楽しんでもらいながら、新型コロナウイルス感染症により甚大な影響を受けている県内の観光産業を支援していただくため、様々な観光キャンペーンが実施されます。
その中のひとつに、みえ得トラベルクーポンという名前のクーポン券が発行されます。このクーポン券は前期と後期に分かれており、前期は既に終了しています。そして、後期分が今日から申し込みを開始しました。

対象期間は今日から4月28日までとなっており、三重県居住者に限り、県内での宿泊・日帰り旅行が割引となります!

例えば、県内の日帰り旅行の場合、一人一旅行につき5,000円~10,000円の旅行商品を購入すると、2,500円が割引されます。そして、地域応援クーポンとして1,000円分がもらえます。

例えば、日帰り9,800円の旅行プランを購入するなら、2,500円が割引されて支払金額は7,300円でよく、さらに1,000円分の地域応援クーポン券が貰えるっていうキャンペーンなのである。いわゆる3,500円分を三重県が税金で補助してくれるってことなんだな。

9,800円が実質6,300円になるので、35%割引っていう感じなのだが、もしも5,000円ぽっきりの旅行プランだと、実質1,500円になるので、70%割引っていうことになるのかな。

ちなみに、宿泊だと旅行サイトの「じゃらん」などのインターネットの予約サイトを利用できるようだが、日帰り旅行の割引は旅行会社のみの取扱いとなるようなので、店頭まで出向く必要があるようだ。

で、とある旅行会社の窓口に行って、日帰りプランを探してきました。

この旅行会社では、観光施設と飲食店を組み合わせた商品を販売しており、支払いは現金のみということでした。ということで、この旅行会社で日帰り5,000円ぽっきりというものは販売していなかったので、残念ながら実質70%割引というのを実現することは不可能でした。

で、この旅行会社の料金を見ていて思ったのですが、例えば鳥羽水族館という観光施設の入場券と鳥羽での飲食店と組み合わせると4,150円となります。これだと、5,000円以上の日帰り旅行商品にならないのですが、なんと旅行会社の取扱手数料を合わせて支払う必要があったのです。この手数料が1人当たり2200円。。。。

たしかに、この手数料を含めるとプラン料金は6,350円となり、そこから2,500円引かれて支払い額は3,850円となるわけではあるが・・・。

一見すると得にも見えるけど、4,150円の商品に地域クーポンを1000円付けて3,850円で売っていることになり、計算上25%割引ということになっちゃうよ。

これが鳥羽水族館でなく伊勢忍者キングダムだと6,550円の商品に地域クーポンを1000円付けて6,250円で売っている計算になり、これだとたったの17%割引になっちゃうよ。

3500円が税金で補助されても、旅行会社への手数料が2200円かかるってことは、補助金額の60%以上が旅行会社の儲けとして税金が使われていることになるな。取扱手数料っていってもな。。。水族館の入館券を買ったり飲食店での支払いだけなんだけどな。これくらい現地に行って自分でできるわい。そのほうがクレジットカードで使えたり、割引券を利用して定価より安くかったり、好きなメニューで食べたりできるから。

そもそも、旅行会社は水族館や飲食店から斡旋料として取り扱い金額の何パーセントかを徴取しているわけだから、こういった商品を売れば売るほど儲かって仕方ないんじゃないかな。

だって、利用する県民は3,500円まで安くはならないけれど、多少お得になるわけだから、だったら旅行会社の窓口まで出向いていって買おうという気になるんだろうな。

そういう目で見ていると、この県民割向け商品として売られているものって、5000円割引って書かれていても、実際はそうでないこともあるような気がする。

だって、この前まで8,800円で販売していたホテル料金が、三重県民向け特別プランと称して10000円ぽっきりで売っているのを見かけたもん。これって、宿泊料金が8,800円だと割引が2500円しかないけど、10,000円だと5,000円の割引になるので、県民からみたら料金が1200円高くても支払い額は2500円安くなのでお得ってなるんだろうな。ホテル側も通常8800円で売っているのを10000円で売ることで利益が増えたうえに宿泊客が増えるので、値段を水増ししない理由が見つからないということなんだろうな。

 

さて、当然この割引の原資となっているお金は税金からなので、このキャンペーンの利用の有無に関わらず、いずれ税金としてみんなが支払うことになるわけで・・・・。

そう考えると、利用したほうがいいのかな?と悩んでしまうところなのである。