やまとの少しニッチな日記

徒然なるままに~自分の体験談を中心に、思ったことを綴っています。

ふるさと旅行券(第三弾)


国の15年度予算で交付した「地域住民生活等緊急支援のための交付金」を活用したふるさと旅行券を使った旅行を先月に続いて今回も楽しんできた。

今回の訪問場所は、これまでの2回の山間の温泉宿ではなく、海辺の温泉宿。

来年5月26日から27日の日程で開催される伊勢志摩サミット開催地にある温泉宿だ。

サミット会議開催ホテルは現在改装中なので、その系列ホテルに宿泊してきた。

あの周辺は系列ホテルがたくさん存在するのである。

今回の交通手段は電車とバス。

路線バスを使い、今回の宿泊ホテル前で下車。路線バスを運行している会社も系列会社なので、ホテル玄関前がバス停とは、さすがである。
あいにくの雨振りだったので、これは大いに助かった。

今回のホテルは、これまでとは比べようがないくらいの巨大なホテルだ。

なので、俺が到着したくらいで、前回のように宿の人が特別に出迎えてくれるということはなかった。
17時を回っていたからなのか、ウェルカムドリンクもなかった。
チェックインカウンターに並んで順番を待つ。宿泊カードに立って記入し、チェックイン。朝食券をいただく。夕食時には部屋番号を言えばいいとのこと。

部屋までは、荷物を持って案内していただけた。でも、部屋でのお茶入れサービスはなかった。

部屋は和室だ。

8畳の畳と2.5畳ほどの板間がある。玄関は少しの板間と2畳の大きさの畳の間があり、わりとゆったりとしたつくりになっていた。大きさに不満はない。
窓からの景色は抜群だ。目の前に海と小さな島々が広がっている。やはり俺にとっては山の景色よりも、海の景色のほうが好きだな。

部屋にお風呂があるが、大浴場があるから今回はノーチェック。大きさ的には家庭にあるような0.75坪タイプのユニットバス程度。

お茶菓子は4種類用意されていた。せんべい系が2種類と梅干しと、それと水羊羹。冷蔵庫に冷やされてあった、ホテルオリジナル商品。

このホテルもお茶を入れるサービスがなかったため、自分でお茶を入れてお茶菓子を楽しんだ。夕飯が遅い時間帯しか予約できなかったので、仕方なくお菓子をいただいた。

お茶は緑茶で、ティーパックのちょっと豪華な感じのやつ。急須に入れて湯を注ぐタイプだ。

これまで宿泊したホテルとの比較をしてみよう。

今回も温泉宿だけど、お風呂は24時間じゃなかったな。
時間は深夜0時まで。朝は5時から入浴可能とのこと。

内湯と露天風呂と庭園風呂があった。

内湯の浴槽は温度が違う浴槽が各1つ。ヒノキ風呂が一つ、あとはサウナ用の水風呂。露天風呂も一つあった。庭園風呂は少し館内を歩く必要があったが、二つの浴槽と3つほどの寝湯があった。
どこからも外の海の景色は見えるようになっている。

しかし!!! 雨降りはいただけない。

露天風呂の屋根のあるところや、庭園風呂の屋根のあるところしか、ゆっくりと浸かることができなかった。

いやむしろ屋根があって助かった点が多い。

温泉の泉質は、2回目のホテルよりいいけれど、それほど感激するような湯ではない。加水はしていないものの、加温と巡回させている。また、消毒薬と思われる臭いがする。

お風呂は大きくてきれい。洗い場も30近くある大浴場だ。
ボディソープとシャンプーとリンスと石鹸の4種類あった。ブランドは馬油という文字のシャンプーだったが、多分ノンシリコンオイルだと思う。

浴槽は大きくてよかった。風呂上りは、くしと綿棒と整髪セットとカミソリがあった。また、有料になるが風呂の出口を出たところでビールが飲めるようになっていた。

こういった点を考慮していくと、内湯の点数は3.5点くらいかな。

お風呂には夕方と夜と朝の3回いってきた。

景色は朝日や夕日が海に輝いてきれいな景色となる予定だったのだが、雨降り・・・
だめだこりゃ。


夜の料理は、美味しいけど、宿泊プランがプランだけに、イセエビやアワビやサザエといった特産品の料理は皆無だった。
強いて言えば、アオサの味噌汁と伊賀米のコシヒカリくらいかな。


刺身は出たが、イカソーメンとゆでたエビとカンパチ。天ぷらはエビとキスと野菜だったかな。

デザートはオレンジが入った自家製の冷たいゼリー。

料理の味は、不味くもなく、食べることができました。

料理の内容と味を総合的につけると、4.0点。食材の説明と召し上がり時期も教えてくれました。

本日の料理というお品書きもちゃんとありました。ただ、そのお品書きには、7月吉日という文字だけでした。日付や俺の名前はありません。


朝食はブッフェスタイル。ハッキリいって期待はずれでした。
刺身はありません。
美味しい焼きたての干物もありません。
自分の好きな料理を好きなだけとれるから、ブッフェスタイルは俺にとっては嬉しいけれど、今回はダメでしたね。
なによりも、人が多すぎる。
巨大ホテルだから仕方ないけど、おかずを取るのにずらりと並んでいたら。。。取る気が失せちゃいますよね。

仕方ないので並んでいないところの料理をとりあえず集めて、食べ始めました。

シェフが作る特別メニューもありません。

唯一、ごはんを茶わんに盛っていただけました。しかし、これは自分で分量を加減したかったので、かえって逆効果ですな。

サラダには、いつも入れていたレタスがなし。キャベツの千切りがその代わりとしてあった。

ドレッシングも2種類と変わり映えしない。

ただ、味噌汁はあさりとアオサの2種類があったのには驚いた。

和食、洋食、あとシュウマイなどもあった。コーヒー類もあった。

パンの種類はなかったものの、ごはんはおかゆも用意されていた。


朝食料理の点数は3点ですな。

ちなみに、夕食も朝食もレストラン食でした。
そういえば、夕食時に出たカニのひじきの干したやつ、ごはんと一緒に食べると美味しかったなぁ。
土産売り場に430円程度の価格で売っていたけど、買ってくればよかったなぁ。


部屋の設備は、トイレの便座が温かかった。これはポイント高いな。
部屋からの景色は、海。

アメニティは、このホテルの名前がはいった包装紙にはいった歯ブラシ、くし、カミソリ等々。そういえば、タオルもホテル名入りで、ちいさな袋もついていた。

アメニティはこういった点が評価されて3.5点。

部屋は8畳っていうのは、一人部屋としてふつうだな。設備も新しい感じ。空気清浄器と加湿器はなし。エアコンの効きが悪かった。テレビは32型の液晶。
部屋の中では無料ワイファイも有線LANもない。また、生け花もなかった。

冷蔵庫は、からっぽ。でも館内の自販機は、ホテル価格で高い。

ポットがおいてあったが、電気コードはなかった。温度が下がったらどうするんだろう。。。

夜は別のポットに冷水が用意されていた。すぐに寝てしまったので、残念ながら氷の有無は確認できなかった。

玄関ホールには、七夕用の笹の木は2本程飾られていて、願い事が記入できる短冊も用意されていた。

携帯電話はつながった。

ホテル内はいろいろと探検できるほどパブリックスペースがたくさんあった。
たとえば、カラオケボックスやボウリング場、ゲームセンター、茶室、屋内庭園、広い土産売り場、バー、麺処等々。

が、屋外は雨が降っていたので、出ることはなかった。

1〜3階までの吹き抜けの作りも、豪華でよかったです。ホテルのハード面の充実は、これまでの2か所のホテルとは比較にならないくらい立派でした。

というわけで、ホテルの設備の評価としては、4.5点。


従業員の接客も良かった。廊下ですれ違いするときには、挨拶ができてました。点数は4点です。

宿泊料金は全部で18,050円。


7500円のふるさと旅行券を使ったから、支払金額は10,550円。

土曜日の宿泊で、一人一部屋で、このクラスのホテルのハードが利用できる点を考慮すると・・。

18,050円というこの値段は妥当です。

なので7500円分、得した感じです。

欲を言えば、朝食の内容がもう少し充実していて、お天気がよければ最高かな。
あと、無料ワイファイと有線LANの整備かな。
これからの時代、ネット環境がホテルの部屋に備わってないとだめでしょ。

よって、総合評価でのホテルの魅力度は。。。 4.0(立地条件がよく、少し豪華な気分にさせてくれる良いホテルですが、ネット環境がないのが残念。)とさせていただきました。