今日は2月末日。気温も上がり、昼から管理機で畑を耕すことにした。前回かけた場所をやり直して、少しは土もやわらかくなったかなという感じ。
前回、耕していない畑の奥を耕すことにした。縦に長い畑で、入り口から遠い場所にあるため、これまでは、母親が育てている草花のゴミ捨て場として使っていたスペースだ。年老いた母親は、最近は畑に出ることもなく、家で過ごすことが多いので、このゴミ捨て場として使用していたスペースもついでに耕すことにした。
根っこに土がついたまま草花を抜き取って放置しているので、それがつもりつもってこんもりとした2メートル四方の畝が出来上がっているのだ。
土は思っていたよりやわらかい。有機物の草や木々が分解されて土に還っているからだろうか。傾く管理機を操りながら、少しの区画を耕してみた。
ん?どうも管理機のローターが畑の土の奥まで入っていっていない気がするので、一度止めてローターをのぞいてみた。
あらら。。。。
ローターに絡まっているじゃないの!様々なゴミが。
管理機が通るたびに土のなかから腐食したビニール紐を巻き込んできて、枯草と一緒になってローターに絡まっているじゃないですか。あと、タコ糸のようなものとか、草花の名前を書くプラスチックのネームプレート、マルチシートの破片、肥料が入った袋の切れ端、石ころ等々・・・。よくもまあ、こんなものが畑の土の中からゴロゴロと出てきて、管理機のローターに巻き付いてきたりするもんだ。
普通、こういった場面では、畑の中から出てくるのは金貨や宝物といったものじゃないんですか?
孝行息子が久しぶりに畑を耕したら、昔、母親の散らかしたごみがでてきて、その後始末で1日が終わってしまったというお話でした。