やまとの少しニッチな日記

徒然なるままに~自分の体験談を中心に、思ったことを綴っています。

花王はJTと同じ道を辿るのか

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花王の5年間の株価推移

 

 31年間も増配を続けている花王。株主還元方針として安定的・継続的な配当による利益還元を重視しているために株主優待制度はないけれど、初心者にもおすすめの銘柄として、また長期投資に向いている銘柄として、たびたび株の雑誌に名前が挙がる会社である。

 株価も10年前は1,000円台だったのに、それから8年経った2020年には9,000円を超えてくる等、5倍以上も高くなった株でした。その間、配当金はどんどん上がるし、株価も上がるという、まさに景気などに業績が左右されにくいとされるディフェンシブ株の王者として君臨していたのではないだろうか。

 まあ、1年半ほど前までは、超優良企業で株価も大きくは下がらずに年々上がり続けるだろうと気になる株だったけれど、いかんせん高かった!

 購入に100万円近い軍資金が必要となる割には配当利率もそれほど高くなかったので、株価が上がると分かっていてもなかなか購入するまでは至らなかったのだが、ここにきてなんか急に流れが変わっている。

 毎日バーゲンセールなの?と思うような下げで、ちょっと末恐ろしい。花王は成熟産業だけど生活必需品を販売しており倒産リスクは少ないと言われているが、なんかやばそう。

 そういえば、JTも上場以来連続増配企業として注目を浴び、安定した収益を誇り将来も安泰というので株価も右肩上がりだったっけ。で、買ってみたら地獄に落ちるみたいに4年以上にわたって右肩下がり。相当な痛手を被っているが、未だ反転の兆しなし。それどころか、ロシアとウクライナの問題を抱えてお先真っ暗な状況になっているのである。

 さて、退職金が手に入ったら、花王の株をどか~んと買おうかな。。。

 そう思って悩んでいるけど、なんかJTと同じ道を辿りそうで怖いんだけど。

 まあ、でも自分にとっては今のJTの配当率は3%だから、今、花王の株を買っても同じ3%なんだよな。

 花王の減配リスクはJTよりも小さい気もするし。。。

 いかんいかん、どうも楽観的に考えてしまうようだ。ここは大切な老後の資金を残すためにも、やはりリスクのある購入はやめておくべきなのかも。