待ちに待った上海万博が中国において開催されているので、早速出かけてきた。
上海万博の概要は次の通りである。
会期は2010年5月1日から10月31日までの184日間
場所は上海市のほぼ中心地で行われており、黄浦江という大きな川の両岸(西地区と東地区)が会場となっている。
テーマは、より良い都市、より良い生活
200を超える国家と国際機関の参加出展があり、期間中の入場者数は、これまでの最高記録である1970年に日本で開催された大阪万博を上回る7000万人の見学者を見込んでいる。
入場したのは、5月16日の日曜日と17日の月曜日の2日間。
それぞれの入場者数は、16日が241,422人、17日が236,400人であった。
前日の15日の入場者は初めて30万人を越え、今までの最高記録となった。僕が入場した16日は、前日の15日に次ぐ入場者数を記録し、過去2番目となっている。
まあ、いわゆる今まで2番目に入場者数が多かった時に入場してしまったみたいなもんである。
ちなみに、過去の最低記録は5月5日の85,564人で、僕が入場した日の1/3程度に過ぎない。
本来であればこの空いている日に上海万博を楽しんでいる予定であったのだが、日本からのツアーが催行されなかったためやむなく断念した経緯があり、今思えば非常に残念なことをしたと思えるほど日曜日の人出は多かったと感じたのである。
まあ、241,000人と言えば、僕の記憶では愛・地球博の初めのときにこんなにも入場したっけ?と思うほどの人数である。
恐るべし中国パワー。
今のところ入場者数が当初の予想よりも少ないと関係者は嘆いているし、周りもそのような目で見ているようだが、愛・地球博でも開幕後1か月は同じようなことを言っていた気がする。それが、最終的には目標とする1500万人をはるかに上回る入場者数があったくらいなんだから、上海万博も目標とする7000万人を上回る8000万人くらいの入場者数となるのではないだろうか。
もしかすると、人気パビリオンを1日でいくつも見て回ることができるのも、5月末までかな!?