やまとの少しニッチな日記

徒然なるままに~自分の体験談を中心に、思ったことを綴っています。

ホエールウォッチング(その20)


船の上で待つこと、数分。

突然、はるか遠くの海でブローが確認できた。

(」゜ロ゜)」(」゜ロ゜)」(」゜ロ゜)」オオオオオッッッ


船の上では、こんな感じである。

漫画にでてくるような、噴水みたいな潮吹きではないのだ。
突然、海面から霧状のようなしぶきがあがるような感じだ。

真冬のような寒さだったら、おそらく息でもっと白くなるんだろうなって思う。だがあいにく2月の天気にしては今日は暖かすぎる。ほんと、汗ばむような陽気で、しかも昼の一番気温の高いときだから、吐く息が白くなるってことはない。

ホエールウォッチング船がクジラのいた場所に向かう。途中で海面からクジラの尻尾が見えた。
と同時に、海のなかにザブ〜ンと尻尾が吸い込まれていったのであった。

〜〜〜〜〜((((((ノ゜?゜)ノあぁ

歓声ともため息ともとれる声が船上に響き渡った。

尻尾が見えて海中に潜ってしまうと、再び海上に上がってくるまでしばらく時間がかかることを知っているからだ。

船は停泊して、再びクジラが浮上してくるのを待つ。

大波が次々と押し寄せ、船が上下に揺れまくる。普通だったら気持ち悪くなる状態なのに、クジラを探すのに意識を集中させて必死なのと、遠くを眺めているせいか、船の揺れがまったく気にならない。

まだかな、まだかな・・・・・。

10分弱たっただろうか。

再び海面から水しぶきがバシャっと大きくあがったのを見つけた。

(|||ノ`□´)ノオオオォォォー!!

いたぞ!!

またしても、船は水しぶきのあがったほうへと向かう。

早く早く〜〜〜!!  何としてもあの大きな鯨をまじかで見たいものである。。。

何分か経って、船の進む方向からそれたところで、またブローが見えた。

クジラの動きを予測するのは難しい。
何度かブローが上がると進んでいる方向が分かるみたいだが、1回目のブローだけでは近くまでいくのが精いっぱいである。

でも、ブローが見られたのはそこまで。クジラを完全に見失ってしまった。

船を止めて、またしても長期戦に入る。

結構、待ち時間が長いものだ・・・。